みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる情報をお届けしています。まもなく訪れる春に向けて、透明感のある美肌づくりを本格的にスタートするには、今がラストスパート！ そこで、生活習慣とスキンケア、両面から考えて最善のお手入れ方法をご紹介します。

どうして、春は美白＆スキンケアを強化するチャンスなの？

春は美白をはじめ、肌の透明感や明るさを引き出すためのスキンケアする絶好の季節です。なぜなら、湿度も気温も低い冬は、肌が乾燥しやすいため、潤いがどうしても逃げてしまいがち。しかし、陽気が暖かくなるにつれて、湿度もあがってくるので冬と比べれば、だいぶ落ち着きます。とはいえ、紫外線がじわじわと上がってきますから、今度は日焼け止めをはじめとしたＵＶ対策が必要となります。

日中の短時間の昼寝＆夜は入眠の質を高めるのが美肌のカギ！

以前、皮膚科医の先生とこんな話をしたことがあります。
「美肌のために睡眠は欠かせませんが、春ってどうも日中眠くなってぼーっとするんですよね」
「それは、冬に比べて日照時間が長くなり、睡眠のリズムが崩れているのかも知れませんね。そんな時は15分ぐらい昼寝するといいですよ」
それ以来、眠気を感じたら少し昼寝をするようにしました。おかげさまで、午後の仕事も集中して作業できるようになりました。
昼寝をすると、夜眠れないのでは？ と不安でしたが、そんなこともなく、ぐっすり眠れます。先生から聞きましたが、睡眠中は日中にダメージを受けた細胞が修復される大切な時間なので、ぐっすり深い睡眠がとるようにアドバイスをもらいました。質のいい睡眠は、入眠直後がカギとなりますから、スマホは枕元から離れた場所においてデジタルデトックスを心がけましょう。

春先から積極的にはじめたい、UVケア。どうやって選ぶ？

春からぜひ心がけたいのが、UVケアです。3月からじわじわと上昇し、4月で一気に紫外線の数値があがり、5月にもなれば真夏とさほど変わらない数値になります。紫外線にはUV-AとUV-Bと2種類あり、UV-Aは真皮まで到達するので、シミや日焼け、シワやたるみといった肌のエイジングを加速させます。UV-Bは、肌がやけどしたように赤くなる炎症を日聞き起こす原因に。シミやそばかす、乾燥がすすみます。
UVケアは日焼け止めを使う方が多いと思いますが、数値や形状などたくさんあるのでどれを選んでいいのか困ってしまいますよね。春夏は紫外線が強いことを前提として、SPF50・PA++++の数値が高いものを選んでおくのが得策。形状はお好みで構いませんが、乳液タイプのほうが肌への密着度、潤いも高いように感じます

美白の効きを後押しする、効果的なスキンケア法って？

この時期には新作も美白コスメもたくさん発売されるので、新しい製品を試している方も多いはず。せっかく購入した美白コスメの効果を最大限に引き出すための方法が、しっかり保湿すること。角層のすみずみまで水分が行き渡っている肌は、それだけで透明感や明るさが得られます。うるおいで満たされた肌はコンディションがいいので、美白コスメが効きやすい良環境になります。もし、シミやくすみなどが気になるようなら、美白コスメは重ね付けしたり、専用のマスクや美容液などで、集中的にお手入れを。

生活習慣とスキンケア、双方向からのアプローチで、ファンデがいらないぐらいの透明感のある肌を目指しましょう！

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