今回は冬用の羽毛布団で眠る季節・気温がいつ頃までなのか、収納する前にすることや、収納方法、注意点などをご紹介します。

＜登場キャラクター＞

じぶんまくらちゃんときのさん紹介

名前：きのさん
寝具店で働いていた睡眠大好きwebライター。いつも眠そうな顔と、アイマスクがポイント。
（※どちらも非公認キャラ）

【４コマ漫画】羽毛布団の収納方法

じぶんまくらちゃんが説明する冬用羽毛布団の収納方法

羽毛布団はいつ頃まで使える？

夜間が約20℃前後が続く頃まで

冬向けの羽毛布団は、シングルサイズで詰め物充填量が約1.0kg以上入っているもの。
約20℃前後になる春は、羽毛の量が約0.8kg前後の『合い掛け羽毛布団』か、毛布などに替えましょう。
地域や住環境などによっても異なりますが、目安として4月頃が冬用の羽毛布団をしまう頃合いです。

羽毛布団の収納方法は？

羽毛布団をしまう前に

収納前に羽毛布団を干す

＜羽毛布団の干し方＞

• 前日も晴れた、天気が良く湿気が低い日を選ぶ
• 10時～15時までの間に
• 片面、約１時間ずつ
• カバーをつけたまま、またはシーツなどをかぶせ直射日光を避けて干す

汚れが気になる場合は、羽毛布団クリーニングがおすすめ

羽毛布団は、中から羽毛が飛び出さないように密度が高い生地を使っていたり、特殊加工を施した生地を使っている場合も。
一般家庭で洗うことはおすすめできませんので、寝具店などの羽毛布団クリーニングを利用しましょう。

羽毛布団クリーニングをする頻度は

羽毛布団クリーニングは、できれば約５年に１回。
汚れが気になる時は約２～３年に１回。
目に見えて汚れている場合は、１年に１回、シーズンが終わる春頃に行いましょう。
お店やサービス内容によっても値段は様々ですが、一般的にお店に自分で持ち込むと、シングルサイズで約6,000円前後で、仕上がりまで約10日前後。
ネットや宅配で依頼する場合は、約10,000円前後、仕上がりまで約２週間前後が目安です。

羽毛布団クリーニングとコインランドリーの違い

羽毛布団は、中から羽毛が飛び出さないよう、密度の高い生地を使っているものが多いため、水や洗剤が中まで入りにくい傾向があります。

また約70℃以上の高温になると羽毛が傷みやすくなり、洗いすぎても機能性が損なわれる素材。
羽毛布団クリーニングは、できるだけ羽毛を傷めずに汚れを落とせるように、様々な工夫をされています。

コインランドリーは衣類などを洗うことが多いため、羽毛布団を洗っても汚れが落ちきらなかったり、羽毛が傷んで寝心地が変わってしまう場合もあります。

羽毛布団は不織布のケースや収納袋に入れて

冬向け羽毛布団のたたみ方一例

羽毛布団をしまう時は、不織布で作られている袋やケースがおすすめ。
羽毛布団のたたみ方は、収納ケースや袋の幅に合わせて横幅を三つ折りに。細長くした羽毛布団をさらに三つ折りにして、軽く押して空気を押し出すようにして収納ケースに入れましょう。
清潔な布団カバーやシーツなどで包んで収納する方法もあります。

羽毛布団を収納する場所は？

通気の良い場所がおすすめ

クローゼットや押し入れの上段など、湿気が少なく通気性がいい場所に、収納袋やケースに入れて保管しましょう。
湿気が気になる場合はすのこなどを収納袋の下に置いたり、使わない間も途中で取り出して干すのもおすすめ。

羽毛布団をしまう時の注意点

上に他の寝具などを重ねない

羽毛が傷んで劣化が早まることを防ぐため、収納袋やケースに入れた羽毛布団の上に、他の寝具などを重ねることは避けて。
また、布団圧縮袋は使わずに、クッションにもなる収納袋は、クッションとしては使わないことがおすすめです。

しまう前に羽毛布団の状態をチェック

羽毛布団をしまう前に、羽毛が生地の穴や傷などから吹き出ていないか確認しましょう。
羽毛が吹き出す状態なら、羽毛布団リフォーム（打ち直し）や買い替えもご検討ください。
羽毛布団の状態がクリーニング・リフォーム・買い替えのどれがいいのか、判断に迷う時は寝具店に持ち込んでご相談がおすすめです。

▼じぶんまくらでも、羽毛布団クリーニングやリフォームを承っております（お店に直接ご相談ください）

（※じぶんまくら公式サイトへ移動します）