美容と睡眠

美容にも睡眠にも役立つ、冬のお風呂の入り方【睡眠と美容を磨く旬レシピ】

みなさんこんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、睡眠と美容にまつわる旬な美容情報をお届けしています。寒い冬の時期に恋しくなるのがお風呂。1日の疲れをとるだけでなく、美容も良質な睡眠も叶えるためのおすすめの入浴法をご紹介します。

お風呂に浸かることのメリットとは?

欧米では季節を問わずシャワーでさっと済ませてしまいがちですが、日本では昔からお風呂に入る習慣が根付いています。とくに寒さが厳しい冬の時期は夜に過ごす入浴時間を大切にしている方も少なくありません。

お風呂はからだを清潔にするだけでなく、1日に疲れをとる、リラックス、美容を楽しむなど人それぞれかと思います。私は職業柄、お風呂に入りながらあれこれ美容を楽しんでいて、さらに良質な睡眠も組み込むことができないかと考えています。

人間には基礎体温・深部体温の2種類がある

以前、ある有名な入浴剤を販売しているメーカーさんに取材したことがあります。その開発担当の方からお話を聞いたのですが、良質な睡眠を得るにはからだの芯まで温めることが大切だと教えてもらいました。

人間の体温には基礎体温と深部体温の2種類があるそう。基礎体温とは表面体温ことで、体温計を使ってピッとみなさんはかりますよね? 個人差はありますが、私は36.3℃ぐらいが平均体温です。もうひとつの体温が、深部体温といって内臓の温度のことでこれも個人差がありますが、表面体温よりも0.5℃ぐらいは高いそうです。

冬のお風呂の適温と入浴時間は?

お風呂にしっかり浸かっていると表面体温だけでなく深部体温も上昇します。そして、お風呂から上がるとだんだんと温度が下がってきます。このとき人間は眠くなりますから、スマホなどはいじらずにすぐにベッドに入りましょう。個人差もありますが、お風呂からあがって1時間~1時間30分ぐらいの間に温度が下がってくるようです。

お風呂に入る時間は20分~30分ぐらいが適当です。お風呂の温度は冬ですから、38℃前後にしましょう。つい温度を42℃前後と熱くしてしまいがちですが、長く浸かることを考えれば負担になります。湯船に入ったらスマホはいじらずにひたすらリラックスを。よりくつろぎたいなら照明を少し暗くするのもおすすめです。

入浴後の水分補給は常温のお水

からだの芯まで温まったらすぐにバスタオルでからだを拭いてパジャマに着替えてからだを冷やさないようにしましょう。また、内蔵を冷やさないために水分補給は常温のお水をコップ1杯ほど。ベッドに入るまでの時間が大切ですから、スマホやテレビなどは避けてデジタルデトックスをして睡眠の準備に入りましょう。

毎日のお風呂の習慣を少し変えるだけで、質のいい睡眠をサポートします。また、ぐっすり眠れることによって成長ホルモンが分泌され、結果、美肌のリズムが整います。体調を崩しやすい冬こそ、ゆっくり湯船に浸かりましょう。

美容ライター 夏目円

美容ライター

夏目 円

大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume
大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume

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