
美容と睡眠
美容ライターが実践! 肌の乾燥を防ぐ夜のスキンケア習慣【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさんこんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、睡眠と美容にまつわる旬な美容情報をお届けしています。肌がゆらぎやすい季節におすすめの、寝る前の保湿ケアについてご紹介します。
寒暖差がはげしい季節は、肌が不安定になりやすい
寒暖差のはげしい今の時期は、エアコンをつけたくなる日もあれば、薄手でカーデガンを羽織りたくなる日もあったりして、温度調節が難しいですよね。体調もくずしやすくなりますが、じつは肌も不安定になり不調を起こしやすくなります。
そこで、保湿をメインにした夜のスキンケアでゆらぎやすい肌を立て直しましょう。睡眠中の肌コンディションをいかに良好に保つかによって、翌日の肌に差が生まれますから。そこで、私が実践している保湿に特化したお手入れ法をご紹介します。
クレンジングはミルク、クリームに切り替え
夜、メイクを落とす際に使うクレンジングをまず見直しましょう。メイク汚れをやさしく落としながら肌に必要な潤いを奪わないミルク、クリームタイプがおすすめです。普段、オイルやジェルなど洗浄力の高いテクスチャーを使っている方も、この時期だけは切り替えて。ミルクやクリームタイプは保湿成分がたっぷり配合されているため、洗浄による乾燥を防ぐだけでなく、しっとりとした洗い上がりが特長です。
肌の摩擦やこすれによっても乾燥の引き金になりますから、たっぷりと量をとりやさしく円を描くようになじませます。指すべりがよくなり軽くなってきたら、メイクが落ちているサインです。すすぐときは、人肌程度のぬるま湯で丁寧にすすいでください。洗い過ぎは肌の乾燥を加速させますから、ダブル洗顔は避けましょう。
お風呂から上がると、急激に肌は乾燥します。ですから、パジャマを着る前にまずはミストタイプの化粧水で顔全体を潤しましょう。このひと手間だけで、肌表面の乾燥を未然に防ぐことができます。また、お風呂上がりは体内の水分も奪われていますから、常温のお水を1杯飲んで水分補給も忘れずに。
肌を柔軟にする乳液をプラスして
いよいよ本格的な夜のスキンケアをはじめましょう。まずは普段使っている化粧水をたっぷり使いましょう。乾燥が気になる目もと、口もと、頰を中心に2、3回重ねづけします。このとき、両手をこすり手のひらを温めておくと肌なじみがアップします。肌を触り、指に吸い付くような感覚があったら、角層に水分がしっかり行き渡っています。
乳液、美容液は保湿に特化したアイテムに切り替えましょう。セラミドやヒアルロン酸、ナイアシンアミドなどが代表的な保湿成分です。
クリームにオイルを1滴加えて保湿を強化!
仕上げのクリームですが、この時期は美容オイルを1滴加えると保湿力がぐんとアップします。私はアルガン、ホホバ、スクワラン、オリーブオイルなどをよく足しています。化粧水と同じように乾燥が気になる部分は重ね付けをします。また、指先などの乾燥が気になる場合もオイルを塗っておきましょう。
睡眠中の肌がしっかり潤いに満たされていれば、翌朝の肌コンディションの違いは明らかです。今晩から夜の保湿ケアに時間をかけてくださいね!
美容ライター
夏目 円