美容と睡眠
手は顔よりも年齢がわかる⁈ 寝る前のハンドケアで手肌美人【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに睡眠と美容にまつわる旬な美容情報をお届けしています。肌の乾燥がすすむ秋冬はトラブルを抱えやすくなりますが、手肌もじつはかさつきやくすみ、ひどいときにはあかぎれなどにも見舞われます。そこで今回は、寝る前のハンドケアについてご紹介します。
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乾燥、シワ、くすみ……。手は年齢のサインが現れやすい
以前、仲のいいヘアメイクさんと“年齢の現れやすいパーツ”について話したことがあります。私は目もとや首もとと答えましたが、彼女は「手元で年齢を感じやすい」と言いました。確かに、手元を見るとおおよその年代はわかりますよね。それに、乾燥やシワといったトラブルも多いことから、最近ではエイジングケアに特化したハンドクリームなどもあるぐらいですから。私自身もここ数年はシワと節が目立つようになり、毎日のハンドケアが欠かせません。
水仕事などで乾燥がすすんでいるならスクワラン、ホホバオイル
ハンドケアの基本は、ハンドクリームをこまめに塗って保湿を心がけることです。とくにおすすめなのが、寝る前のハンドケアで、睡眠中に潤いをたっぷり与えることで翌朝の肌の質感がふっくら&柔らかくなります。ハンドクリームは種類がたくさんありますが、水仕事などで乾燥がすすんでいる方はスクワランやホホバオイルなどの高保湿タイプ、シワやくすみといったエイジングのサインが気になる方はコエンザイムQ10、ビタミンCやEといった美容成分に特化したタイプがおすすめ。また、夜寝る前はリラクゼーションも得られるよう、カモミールやゼラニウム、ラベンダーといったエッセンシャルオイルを配合したアイテムもいいですよ。
寝る前に1分でできるハンドマッサージを習慣に!
時間がある夜はハンドマッサージをしながら塗布しましょう。10円玉大の量をとり、手の甲をすり合わせて剤を全体になじませます。最初は指先と爪のまわりからスタート。とくに甘皮部分は乾燥していますから、指でクルクル円を描くようになじませます。その次に、指を1本1本根元から指先に向かって軽く押さえるように圧をかけましょう。このとき、指の間や側面にもしっかり塗ってくださいね。そして、手の甲と手の平にまんべんなくいきわたるように塗りましょう。そして最後に手と手を重ね合わせて浸透させます。
ハンドクリームはベッドサイドに置いておけば塗り忘れなし
夜のハンドケアを習慣にするために、ハンドクリームはベッドサイドに置いておくのがおすすめです。“ベッドに入ったらハンドケア”をルーティンにすると、塗り忘れがなくなります。目覚まし時計やベッドランプのそばなど、目につくところにお気に入りのハンドクリームを置いておけば忘れることがありませんよ。もし乾燥がひどいなら、夜用の手袋をはめて寝ると保湿力がアップします。100円ショップなどで売っていますから、試してみてください。
手元は他人にもみられますが、いちばん見るのは自分です。パソコンのキーボードを叩いたり、スマホをいじったりいるとき、手肌がキレイだとみるたびに嬉しくなります。1週間も続ければ、肌の感触の違いを実感できます。リップケアとセットでぜひ今晩から試してくださいね!
美容ライター
夏目 円