美容と睡眠

“冷やし美容”で寝苦しい夏の夜を快適&美肌サイクルに!【睡眠と美容を磨く旬レシピ】

みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる情報をお届けします。今年は夜になっても気温が下がらず、熱帯夜が続いています。そんな時、寝室を適温に冷やしますが、肌も冷やすと眠りが良くなるのをご存知ですか?

夏の肌は知らず知らずのうちに熱がこもっている!

エアコン、扇風機などで室内温度を適温にしたり、ひんやりする寝具を使ってからだを涼しくするなど工夫をされている方が多いと思います。そしてもうひとつおすすめしたいのが、肌を冷やすスキンケアです。

日中の暑さはもちろんですが、お風呂上がりなど肌がほてり、なかには汗が止まらないこともありませんか? 知らず知らずのうちに、肌にも熱がこもっていて、それがからだの暑さを助長している可能性もあります。さらにもうひとつ美容に関して付け加えると、日中、屋外で過ごしている方はうっかり紫外線を浴びていることもあり肌が炎症していることも。放っておくと、シミやくすみといった肌トラブルが起こりやすくなります。

肌を冷やすことで、紫外線ダメージによる炎症も和らぐ

気温が高い今の時期は、肌の温度を下げる“冷やし美容”を夜のスキンケアに取り入れるのがおすすめです。以前、皮膚科医の先生に取材した際に伺いましたが、日中受けた紫外線のダメージによる炎症も肌を冷やすことで、肌トラブルを和らげることができるそうです。

肌を冷やすことは、気持ちいいというリラクゼーション効果と肌の炎症を和らげるという二つのメリットがあります。夏の就寝前のスキンケアとしてこれは取り入れない手はありませんね!

ひきしめ化粧水 or シートマスクは冷蔵庫で冷やして

ではさっそくはじめましょう。用意するものは、①フェイスタオル、②保冷剤、③ひきしめ化粧水 or シートマスクの3つになります。タオルに保冷剤を包み、額や頰、目もとなど1カ所につき3秒程度おさえてじんわりと冷やします。このとき、押し当てたり、マッサージすることはありません。この段階では肌を冷やすことが最優先になります。

肌がひんやりしたところで次に保湿をします。やり方は2通りありまして、手持ちのもので構いません。ひきしめ化粧水はあらかじめ冷蔵庫に入れて冷やしておきます。コットンにたっぷりと化粧水をとり、パタパタと軽くパッティングをして水分を浸透させます。より冷却効果を実感したいならユーカリやミントなどのひんやりするアロマが入った化粧水を選びましょう。シートマスクの場合も同様に冷蔵庫に入れて冷やし、袋からとりだしてそのまま顔にのせ3~5分ほど置きます。

肌を冷やすことで毛穴が引き締まる!

“夏の肌はバテやすい”と聞いたことはありませんか? これはからだと同じように、肌も日中の暑さに耐えられなくて、へとへとに疲れた状態です。肌をしっかり休めるには睡眠が大切ですが、今回ご紹介した肌を冷やすことで、疲労感が少しは和らぐはずです。

さらに、冷やすことで毛穴がキュッと引き締まり、肌のキメが整う効果もあります。翌朝のベースメイクのノリにもきっといい影響を与えるはずですから、夏の夜のスキンケアルーティンとして、ぜひ取り入れてくださいね!

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美容ライター 夏目円

美容ライター

夏目 円

大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume
大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume

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