美容と睡眠
角質ケアと保湿ケアの二本立てではじめる、夏終わりのスキンケア【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさんこんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる情報をお届けしていています。今年は予想をはるかに超える酷暑が続き、肌も相当疲れがたまっています。秋にその疲れを持ち越さないためにも、夏終わりのスキンケアをご紹介します。
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いくつ当てはまる? 夏の肌疲れがわかる肌診断テスト
3月下旬からじわじわと上昇した紫外線。6月にはピーク近くになり7月、8月の酷暑も重なって、かなり肌はバテている状態です。日中日焼け止めをしている方でも、これだけ日差しが強い日が続いてしまうと、紫外線をはじめとした外的ストレスを完全にシャットアウトするのは、なかなか難しいです。では、ここで肌がどれくらい実際疲れているのか、確認してみましょう!
夏終わりの肌疲労をチェック!
Q1. うっかり日焼けしてしまった
Q2. くすみ、シミが増えた
Q3. 肌がごわつき、ファンデーションがうまくのらない
Q4. 毛穴が目立つ
Q5. Tゾーンやあごなどざらざらしている
Q6. 乾燥している
Q7. 化粧水が浸透しづらい
Q8. ニキビ、吹き出物ができやすい
Q9.シワ、たるみが目立つ
Q10.クマができている
うっかり日焼けしてしまった人は要注意!
テストの結果はいかがでしたか? 質問はすべて夏終わりに起こりやすい肌トラブルになります。YESが多ければ多いほど肌が疲れている状態で、とくにQ1「うっかり日焼けしてしまった」、Q4「毛穴が目立つ」、Q6「乾燥している」、Q9「シワ、たるみが目立つ」の4つのうちいずれかひとつでもYESなら、かなり肌が疲れていますから、スキンケアを見直す必要があります。
紫外線を浴びた肌は、角質肥厚が起こりやすい
スキンケアで真っ先に見直してほしいのは、ファーストステップ「クレンジング」です。日焼けするほど紫外線を浴びてしまった肌は、肌表面に不要な角質が厚くなり角質肥厚が進行します。いつもの肌なら余分な角質は自然に剥がれ落ちますが(ターンオーバー)が、このサイクルが乱れてしまいます。角質肥厚が起こると肌がざらざらしたり、ベースメイクののりがイマイチだったり、化粧水なども肌に浸透しにくくなります。
酵素洗顔で毛穴の詰まり、角栓を落とす!
余分な角質を取り去るためのクレンジング法はいくつか種類があります。毛穴の目立ち、ざらつきが気になる方は酵素洗顔がおすすめ。毛穴に詰まった汚れや角栓をすっきり取り除くことができ、肌表面がツルツルに。朝か夜、どちらか1回の洗顔を酵素洗顔にするだけで肌サイクルが整います。
水はけのいい肌にする導入美容液って?
自分が思っている以上に肌が乾燥していますから、普段よりも増して保湿を強化しましょう。化粧水の前に導入美容液をプラスするのはいかがでしょうか? 肌のリズムを整えるだけでなく、肌にスムーズになじむように水はけのいい肌状態に導くアイテムで、後から使う化粧水や乳液などがぐんとなじみやすくなります。肌の潤うチカラが高まり、続けていくうちに乾燥によって硬くなった肌もふっくら柔らかに。
秋の肌トラブルを未然に防ぐためにも角質ケアと保湿の二つを強化! 毎日のスキンケアでできることですから、今日からさっそくはじめましょう。
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夏目 円