美容と睡眠
紫外線ダメージをリカバーするには、睡眠は欠かせない!【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる情報をお届けします。全国的に梅雨もはじまり、夏はすぐそこですが、紫外線対策は万全ですか? この時期はピーク時とさほど変わらない紫外線が降り注いでいます。そこで、今回は睡眠と紫外線ケアについてお話します。
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6月の紫外線量は真夏とほぼ変わらない
春ごろからじわじわと上がる紫外線。4月から一気に上昇し、6月にもなればかなり強い紫外線が地表に降り注いでいます。紫外線は目に見えないものですから、つい油断してしまいがちですが、肌にとっては百害あって一利なし。乾燥、シワ、たるみ、シミ、くすみなどあらゆる肌トラブル、エイジングの引き金となります。また、目にとっても紫外線は有害ですから、私はサングラスをかけています。
出典:気象庁 地点別の年間UVインデックス
睡眠中の成長ホルモンは紫外線ダメージを修復する働きがある
以前、皮膚科医の先生に紫外線による肌への影響について取材した際、紫外線をうっかり浴びてしまった日や長時間屋外で過ごした日などは、睡眠をしっかりとることが重要というお話を聞きました。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、疲労回復だけでなく、日中に浴びてしまった紫外線によるダメージを修復する働きがあるそうです。この他にも肌の再生を促すことから、十分な睡眠はスキンケアを考える上で欠かすことができません。
ぐっすり眠るために、今晩からできる3つのこと
紫外線によるダメージを最小限に防ぐために必要な睡眠。気温も高くなっていますから、なかなかうまく眠りにつけない方もいらっしゃるかと思います。私は昨年からメルボルンに住んでいまして、移住当初は慣れない暮らしで睡眠不足に悩みました。そんな経験から学んだ、おすすめの睡眠法をご紹介します。
1.就寝前はスマホを見ない
この効果は絶大でした。ブルーライトの影響で脳が覚醒するとは聞いていましたが、私はスマホから流れる情報そのものが目を覚まさせる原因でした。1時間前には視界に入らない場所にスマホを置くことを習慣にしたら、うまく切り離せるようになりました。
2.ラベンダーのアロマをベッドのそばにおく
香りは脳にダイレクトに伝わります。鎮静効果のあるラベンダーやカモミール、カレンデュラなどのエッセンシャルオイルを使ったボディクリーム、ピローミスト、ハンドクリームなどを寝る前に使うと、すっと眠れるように。私の場合、ラベンダーの香りが眠りにつくサインのようになりました。
3.食事を早めに済ませる
以前、取材した際に聞きましたが、就寝前(1時間~2時間前)に食事をとると、消化のために胃腸が活発に動いているため眠りが浅くなるそうです。夕食は、遅くとも就寝から3~4時間前に済ませましょう。また、夕食は消化のよい食事を選んだほうがいいでそうです。
日焼け止めはSPF50・PA++++。家で過ごす日も塗る
日中の日焼け止めについてですが、天候に関係なく紫外線は降り注いでいますから曇りの日も雨の日も日焼け止めは必ず塗りましょう。SPF50・PA++++の数値の日焼け止めを使っていれば、大汗をかかない限り塗り直す必要はありません。それから、自宅で過ごす日も日焼け止めは忘れずに。紫外線は窓ガラスを容易に通して室内に降り注いでいます。これから4カ月はしっかりUVケアを心がけてくださいね!
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