睡眠と子育て

パパ必見!ママのイライラ解消法は一人だけの時間をプレゼントすること Vol.10

朝から眠るまで仕事に家事に育児に忙しいママ。子どもを寝かしつけたまま、一緒に朝まで眠ってしまうほど疲れていることでしょう。仕事から帰ってきたパパも一日お疲れ様です。一日外で張り詰めた気持ちで仕事をしたら、自宅でゆったりテレビやスマホを見て自分の時間を持ちたいですよね。けれど、それならママはいつほっとできるのでしょう。

お仕事をしていないママなら、仕事をしているママよりもさらに自分の時間はありません。子どもから目や手や心を離すことはできず、トイレにさえ子どもがついてくることもあります。お昼寝の時間はたまった家事をしていたり、お昼寝をしない子どももいます。公園であそんだ帰り道、家までの道のりの車の中でお昼寝し、おうちへ着いたら元気いっぱい!というお子さんもいますね。

ママもゆっくり自分のことだけを考えたり、誰にも邪魔されずネットショッピングしたりSNSをする時間が欲しいのです。

平日やお仕事の日にパパがちょっとだけ手伝えることってなんでしょう。一緒に考えてみましょう。

ママの一日、パパの一日

色々な家庭のかたちや、家族間のルール・役割があるでしょう。保育園の送りはパパ、お迎えはママ、ゴミ出しはパパ、お風呂洗いはママ、などそれぞれの分担があるかもしれません。

もしもママもお仕事をしているのなら、パパのしてくれる家事のほかの家事や、育児、自分の仕事の残務の持ち帰りがあるかもしれません。

お仕事をしていないママでまだ幼稚園や保育園へ預けていないお子さんの場合は、朝から眠るまで24時間365日ずっと一緒です。

その場合、仕事に出ているママと同じかそれ以上に大変辛く忙しい思いをしている人もいるでしょう。子どもと一緒にずっと家にいられていいね、あそんでいられて楽だろう?
そんな風に思うパパがいるのなら、ぜひ朝早くから眠るまでお子さんと一緒に過ごしてみてください。それがいつ終わるかわからない・ゴールが見えない日々の中、ずっと続くと思うと、きっとお手上げだと思うはずです。

子どもと一緒に過ごすということは、ひと時たりとも目が離せず、お世話か相手をすることに明け暮れます。子どものことだけを考える日々は、自分自身の思考回路が麻痺してしまうほど、疲れることです。

自宅での家事や育児はどうしてもママが主導になりがちです。
仕事をしているママも、仕事をせずに専業主婦をしているママも、どちらも大変に制限のある日々をすごしていることでしょう。

ママのイライラ、ベスト10

ご存知のパパがほとんどでしょう。ですがここで、ママが日常的にイライラしていることをご紹介します。

  1. 自分だけの時間がない
  2. スマホ・パソコン・テレビ、お風呂やトイレなどゆっくりできない
  3. ゆっくりと買い物ができない・自分の欲しいものや趣味のものは絶対見られない
  4. 常に眠い
  5. 子どもの遊び相手をすることに疲れた
  6. 食事やおやつの用意に追われる
  7. 忙しくてバタバタしているのにパパが察してくれずスマホを見て横になってる
  8. 勇気を出して家事や育児をパパにお願いすると「疲れてるのに」と言われる
  9. 余裕でオシャレし、穏やかなママ友を見ると悲しくなる
  10. 仕事の残務を持ち帰りした時は、眠る時間がない

特に、子どもと一緒にスーパーで買物するとき、ママのちょっとした洋服やアクセサリーを見たいときは、じっくり見ることはできませんね。お子さんがベビーカーを卒業し、抱っこも大変になる年齢になると尚更のことです。

ママはいつも、自分一人でものごとを判断し、好きに買物をすることさえむずかしい生活を送っています。いつも子どもの機嫌や生活リズムに合わせて自分を押し殺して生活している、ということがどれほど言いようのないストレスかを理解してあげましょう。

理解がむずかしくても、愚痴くらいは気持ちよく聞いてあげても良いですね。

一つでも良いから家事or育児に責任を持ち、ママの時間確保を

もしもパパの心と体に余裕があるのなら、ママを手伝えることとはどんなことでしょう。

  • ゴミを分別・ペットボトルのラベルを剥がす・ゴミを出す・ゴミ箱に袋をかける
  • 夕飯後の食器を洗う
  • リビングに散らかったおもちゃを片づける
  • 明日のお米を研いでおく
  • 洗い終わっている食器を食器棚へしまう
  • 乾いている洗濯物をたたむ
  • お風呂掃除
  • 子どもをお風呂に入れる
  • 子どもに夕飯を食べさせる
  • お風呂上りの子どもの着替えや水分補給・寝かしつけ

ご家庭やお仕事の状況によってはむずかしいことばかりかもしれませんが、ママがとても助かることがほとんどでしょう。

特に、お風呂洗い→子どもとお風呂に入る→一緒に上がり子どもの支度→ねかしつけ を、ひと通りパパがしてくれると、その間にママは家事をしたりちょっとほっと一息つけるのです。

寝かしつけも絵本を読んだり、お話をすることで、パパの寝かしつけに慣れていきます。「パパだと寝ないって」「俺だとダメだわ、寝ないわ。」と言わず、工夫してみましょう。
ママは日々、工夫しながら過ごしているのです。パパとお風呂や寝ることに慣れると子どももパパのことがもっと好きになるはずです。パパに信頼を寄せ、パパじゃないと一緒に寝ない!と言い出すかもしれません。これは何よりうれしいことですね。

子どもとの信頼関係を深めるために、ママをちょっと子どもから解放するために、できることを自ら考え、ママに提案してあげたいですね。

できないのなら「ねぎらい」と「感謝」を言葉や態度で示す

そうはいっても、お仕事が忙しかったり、パパなりのストレスもあることでしょう。パパにとっておうちに帰宅することが嫌になるようでは、家事や育児の手伝いもあまりうれしくはありません。

「いつも任せきりでごめん」「子どもの様子は最近どう?」「疲れてない?今度の休みの日は半日くらいなら子どもを見るから出かけておいでよ」など、家事や育児に関心をもっていることや、ねぎらう言葉をかけたり、温かいお茶を入れてあげるなど、言葉や態度で示してあげましょう。

中には、パパが家事や育児に手や口をだすことを嫌がるママもいます。また、なかなか愚痴を言えないママもいます。

ですが、疲れていてなかなか手伝う気持ちになれないパパや、愚痴を聞くのが嫌だと思うパパもいるでしょう。

そんな時は無理に手伝わず、ねぎらいの言葉をかけてあげるだけで、ママはとても心が安らぎ、また頑張ろう!と思えるのです。そして、パパとの信頼関係が崩れることなく、家庭も円満に続くことでしょう。

まとめ

せっかくご夫婦となり、お子さんが生まれ、家族になったお二人。
パパは精一杯お仕事をし、非常にお疲れのことと思います。ママもパパもお互いを思いやり、助け合い、気にかけてあげることが、家族なのではないでしょうか。

子育てはどうしてもママが主導になり、それは仕方がないことです。だからこそ、育児以外のことで手伝ってあげたり、時には子どもを預かってママに一人だけの時間をプレゼントしてあげてくださいね。

優しくねぎらってもらうことに、ママはパパからの愛情を感じ、さらに家庭が円満になります。夫婦が仲良いことは、子どもの成長にとって何よりも大切なことです。

お子さんのためにも、力を合わせてみませんか。

筆者プロフィール

炭本 まみ

北海道生まれ北海道育ち。保育士として10年勤務し、今は高校生と中学生を育てるママ。保育士資格・幼稚園教諭免許・発達障害コミュニケーション指導者資格を保有。アウトドア記事や旅行記事、保育士や保護者向けのコラムを執筆中。未だに子育てに行き詰ることはあるものの、子育て記事を執筆しながら、自分自身の子育ても振り返る日々。趣味はキャンプと旅行とカメラ。
北海道生まれ北海道育ち。保育士として10年勤務し、今は高校生と中学生を育てるママ。保育士資格・幼稚園教諭免許・発達障害コミュニケーション指導者資格を保有。アウトドア記事や旅行記事、保育士や保護者向けのコラムを執筆中。未だに子育てに行き詰ることはあるものの、子育て記事を執筆しながら、自分自身の子育ても振り返る日々。趣味はキャンプと旅行とカメラ。

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