美容と睡眠
たるみよ、さらば! 美容ライターが続ける、睡眠前に行う7つの美容ミッションとは? Vol.3
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。睡眠と美容、健康をテーマに取材経験を生かした役に立つコラムをお届けします。
今回のテーマは、エイジングケアに特化した夜のスキンケアのお話です。
睡眠時の肌リズムを爆上げする、ナイトケアのススメ
美容の中でも、スキンケアが大好きな私。いちばんの理由は、日々の努力は裏切らないから。肌は手間をかければかけるほど期待に応えてくれるし、逆に、ちょっとかまってあげないと、たちまちそっぽを向いてしまう。
私は、肌はわが子のように育てるものだと思っている。変わり者だと思われるかも知れないが、“自分の肌を愛する”感覚(肌のセルフラブ)だ。年を重ねれば重ねるほどに強くなり、自分のエイジングのサインを見逃さないように注意深く向き合っている。
朝と夜1日に2回のスキンケアで、特に気合いを入れるのはやはり夜。睡眠時の美肌リズムを爆上げするためにも、最高のスキンコンディションに整えなければならない。いくつかのミッションを重ね、それは儀式のようなもの。
7つの美容ミッションで、肌のエイジングを遅らせる
ではさっそく、睡眠前の美容ルーティンを紹介しよう。お風呂に上がってから行うスキンケアの美容ルーティンのミッションをピックアップ。
ミッション1.お風呂から上がった瞬間にスプレー化粧水でプレ保湿
皮膚科医を取材した際、「お風呂上がりの肌は水分蒸散量が高いので、すぐに化粧水をすべき」と言われてから素直に実践していること。下着をつける前にまずスプレー化粧水を顔がビチョビチョになるほど浴びる。まずは“プレ保湿”といったところ。
もう何年も使っているのがエビアンのスプレー化粧水。これはヘアメイクさんの支持率も高い。洗面所に置いてお風呂にあがった瞬間にたっぷり浴びる。
ミッション2.肌状態合わせてシートマスクで潤いチャージ
美容成分がたっぷり含まれたシートマスクを10分つける。何でもいいというワケではなく、その日の肌コンディション、例えば毛穴が目立つ、乾燥がひどい、くすみが気になるといった具合に、悩みに合わせてマスクを選ぶ。この時間にドライヤーで髪を乾かしておくのがおすすめ。
1年365日、欠かさないのがシートマスク。その日の肌コンディションに合わせて選ぶ。
ミッション3.マスクの浸透を高めるため、ハンドプレス
シートマスクをぺろんとはがしたら、次のステップに行く前にちょっとひとやすみしてハンドプレス。手のぬくもりを肌に伝えることで、美容成分が角層のすみずみまでじわりじわりと浸透して、肌がふっくら&柔らかくなる。このひと手間をやるかやらないかで、次のステップの仕上がりが違う。
ミッション4.最新の美容ギアでぐんぐんリフトアップ
潤いがチャージできたところで、美容ギアを投入する。ここ2、3年の間でこの市場が急拡大し、かなり進化している。サロンレベルのEMSを搭載したもの、王道のスチーマーも高機能になっているので、ぜひ量販店でチェックしてほしい。ちなみに、私の悩みはたるみなので、EMSの美容ギアをいくつか持っていて、気分で使い分けている。
美容ギアが進化したおかげで、サロンに行く回数が激減した。筋肉のコリをほぐすマッサージガンで首のコリをほぐすと、顔色が冴える。
ミッション5.美容オイルで潤い増し増し
オイルの力は絶大だ。細胞のひとつひとつに入っていくかのような浸透力があり、しぼんでいた肌がふっくら、ツヤツヤに。潤いだけでなく、マシュマロのように肌が柔らかくなる。ちなみに、手の平でオイルをよく温めてから肌に塗布するとさらになじみがよくなる。
オイルもそうだが、肌は温めることで浸透が増す。手のぬくもりを感じながら丁寧にスキンケアをしたい。
ミッション6.トラブル続出の目周りはスペシャルケア
目もとの皮膚はもっとも薄く、水分蒸散が激しい。クマやくすみ、シワ、たるみなどあらゆるトラブルを抱えやすいので、できれば20歳を超えたらアイケアをスタートしてほしい。目もとに限らず、悩みが起きてからお手入れをするとリカバーするのに時間もお金もかかる。気づかないうちから始めれば、それだけトラブルを遅らせることができる。
ミッション7.ベッドに入って、追いクリームで潤い満タン
夜のスキンケア後は、歯を磨いたり、キッチンを片付けたりすることもあって、すぐにベッドに滑り込むことができない。睡眠中の肌乾燥を防ぐために、ベッドに入ったらクリームを投入しよう。睡眠中も潤いを満タンにし、しっかりシールドすることで外気の乾燥を防ぐ。もし、夜にエアコンをつけて温度管理をしているようなら、なおさら乾燥しているので追いクリームは必須だ。
今年も秋が短く、そろそろ冬の足音がしている。肌に大敵な乾燥シーズンが到来しているので、夜のスキンケアをぜひ見直してほしい。もちろん、女性に限ったことではなく、すべての方におすすめしたいスキンケア法。冒頭に話したように、“肌は育てるもの”だから、いくつからでもリカバーできると信じている。
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夏目 円