美容と睡眠

“寝ない子は太る⁈” 太りやすい年末年始こそぐっすり睡眠 Vol.7

みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。睡眠と美容、健康をテーマに取材経験を生かした役に立つコラムをお届けします。
今回は、「睡眠不足による肥満」についてです。イベントごとの多い年末年始は太りやすい時期ですから、体調管理を万全にしましょう。

寝不足が続くと食欲が増えてしまう⁈

今月は昨年よりも確実に外食する機会が増えている。私はお酒は飲まないが、おいしいものが大好きなのでついつい食べ過ぎてしまい後悔することも…‥。なかなかリカバリーできない年代でもあるので気をつけてはいるが、この時期を乗り切るのはなかなか厳しい。

以前、睡眠療法士の方に取材したとき、「寝不足が続くと太りやすくなるんですよ」と聞いたことがあってぞっとした。正直、“太りやすくなるぐらいなら、疲れやすいほうがまし”。睡眠不足で太るいちばんの理由は、糖の代謝が低下して血糖値がぐんと上昇するからだそう。食欲を増進させるホルモンを増やして、食欲を抑えるホルモンを減らしてしまうという、困った事態になってしまう。簡単に言うと、寝不足が続くと食欲をコントロールできなくなり、つい食べ過ぎてしまったり、甘いものに走ってしまうということ。

確かに自分でも当てはまることが多い。寝不足だと日中もあまり頭が働かず、ぼーっとしてしまうので、気分転換のために大好きなチョコレートをつまむことが多い。ひとつ、ふたつならまだ可愛いが、気づけば10コぐらい余裕で食べている自分がいる。はぁ、これを続けていれば明らかに太るはず。

まずは睡眠時間を確保することが最優先だが、誘惑が多すぎる年末に向けて美容ライターが体重維持をするために実践していることを3つご紹介しよう。

 

食べ過ぎをコントールするために美容ライターが実践していること

ついつい食べ過ぎてしまいがちな年末年始。せっかく誘ってもらった食事会をキャンセルする必要はないが、何でも好きなだけ食べるのもおすすめしない。そこで、食事に緩急をつけたり、罪悪感のないスイーツを紹介しよう。

おすすめ1:具だくさんのお味噌汁をいただく

明らかに食べ過ぎた食事会。向こう3日間の夕食は具だくさんの味噌汁のみに切り替えを。旬の野菜や豆腐、きのこ類など栄養価が高くカロリーが低い食材を選び、発酵食の代表であるお味噌汁に。お腹にもたまるし、からだも温まるし、しかも腹もちがいいので満腹感もある。ごはんが恋しくなる気持ちをぐっと抑えて、ここはガマン、ガマン。

具だくさんのお味噌汁豚汁にするとカロリーがぐんとあがってしまうので、ココはガマン。どうしてもかさまししたいならば、ちくわがおすすめ。歯ごたえがあってさらに満腹感がある。

おすすめ2:世界が注目するベジフードを食す

海外を中心に増えているベジタリアンやヴィーガン。私はそのどちらにも当てはまらないが、食べ過ぎが続いて胃が疲れていると感じたら、ベジタリアン向けのフードに切り替えている。以前は種類が少なかったが、ブームのおかげで最近はおいしいラーメンまで買えるようになった。100%植物性でカロリーも脂肪分も少ないので、罪悪感がほぼない。

ベジタリアン向けのフードベジタリアンでとんこつ⁈って思うけれど、コクがあってホントにおいしい。コレにゆでた野菜などをトッピングするとおいしさ倍増。

おすすめ3:どうしても甘いものが食べたいならハチミツ

チョコレートが恋しくなったら、ハチミツを。しかも食べきりサイズのスティックならば食べ過ぎる心配もない。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールと栄養満点のハチミツはただ甘いだけではなく、体調管理にもおすすめ。そのまま舐めてもよいが、炭酸水に割ったり、ヨーグルトにかけても美味。日持ちもするのでストックしておきたい。

食べきりサイズのスティックはちみつハチミツは種類がいろいろあって、あっさりしているものから濃厚なものなど豊富。“ハチミツの食べ比べ”もぜひトライしてほしい。

太るのはホントに簡単だけど、痩せるのは難しい。睡眠時間を確保し、さらに食事と運動習慣をつけて、年末年始を乗り切ってほしい。

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美容ライター 夏目円

美容ライター

夏目 円

大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。時間のある週末は、『ひとり映画鑑賞会』と題して、カフェオレを片手にミニシアターで映画を観るのが楽しみ。@madoka_natsume
大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。時間のある週末は、『ひとり映画鑑賞会』と題して、カフェオレを片手にミニシアターで映画を観るのが楽しみ。@madoka_natsume

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