みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。睡眠と美容、健康をテーマに取材経験を生かした役に立つコラムをお届けします。
今回のテーマは新年にぴったりの「開運」についてです。１日のうち1/3弱を過ごす寝室を見直すことで2023年がハッピーになりますように！ という願いを込めてお話します。

占い、開運話好きが多い美容業界

開運の話をする前に、私の業界についてお話したい。私の仕事は雑誌やウェブなどのビューティページを作っていて、カメラマン、ヘアメイク、スタイリスト、モデル、そして編集者とともにモノづくりをしている。長年この業界に携わっていてつくづく思うのは、占い好きだったり（中には占い師としての顔をもつスタイリストもいる）、風水にとにかく詳しかったりと、スピリチュアルな話題が事欠かない。撮影の空き時間には「○○の占い師さんにみてもらったらすごいあたっていた」とか、「○○神社にお参りに行ったら仕事が増えた」とか、よくよく話をしている。
とくに、年末から年始にかけて話題になるのが「開運」の話だ。おそらくフリーランスの人口が多い業界だし、人とのご縁から仕事が発生することもままあるので、運気に対してはかなり敏感だ。
そんな業界に20年以上携わっていると自然と気になってしまうもので、とくに「開運」についての話は身を乗り出してしまうほど。先日の撮影現場でも開運話に花が咲き、いろんな話を聞いたのでみなさんにもお話したい。

寝室はとにかく清潔に。余計なモノを置かない。

部屋を清潔にするというのは寝室に限らず言えることだが、とくに寝室はキレイにするのが鉄則だそうだ。床にホコリが溜まらないようにこまめに掃除機をかけ、とくに四角にホコリは厳禁。寝具もマメに洗うこと。美容ライターとしてアドバイスするなら、枕カバーはできれば毎日交換してほしい。顔に直接触れるものなので皮脂や汗などの汚れが付着することで肌トラブルを引き起こすこともある。それから、布団を干して太陽の光をいっぱい浴びるとプラスのエネルギーが入ってくるそうだ。

好きな香りのアロマでぐっすり眠る

自分の好きな香りに包まれながら眠ることで多幸感が生まれると同時にぐっすり深い睡眠が得られる。これは私自身も日々実践していることなのでかなりおすすめ。イライラをしずめて芯からリラックスしたいならシダーやサイプレスなどのウッディ系、やさしい気持ちになりたいならローズやジャスミンなどのフローラル系を選んで。香りは脳にダイレクトに届くので、気持ちがかなり前向きになるはず。ポジティブなマインドは発想力や行動力が芽生え、自然とやる気が生まれるはず。

花やグリーンを飾る

旬の花や観葉植物を飾ることで運気が上がったという人の話をよく聞く。金運アップにはガジュマルの木、仕事運アップにはアカシアなどいろいろあるそうだが、私は観葉植物を育てるのは苦手なのでハーブが描かれた絵を飾っている。どの運に上がっているのか正直わからないところだが、“グリーンを飾る”という意味においては間違ってはいないので、よしとしよう。ちなみに、“ドライフラワーは枯れているので、よくない”とスタイリストさんに言われたので飾っていない。

朝、ベッドメイキングをする

ベッドから起きたらそのままにせず、寝具やその周りをきちんと整えること。これは、『人生がときめく片づけの魔法』の著書、近藤麻理恵さんのご主人、川原卓巳さんの著書に書いてあって私も実践したところ、１日のはじまりがとても気持ちよくなるし、ベッドに入る時間が一層楽しみになった。“整理整頓”というのは、見た目だけでなく気持ちまでしゃんとするので、幸運を引き寄せているように思う。

この他にも言い出したらキリがないほどあるのだが、とくにおすすめしたい開運法をピックアップした。とくにあれこれ買うものはなくて、今日からでもできるものばかり。私は、運は与えられるものではなく引き寄せるものだと思うので、今回お話したことのいずれかが、前向きに行動したりモチベーションアップのきっかけになれればとても嬉しい。

2023年は始まったばかり、みなさまの開運を心よりお祈り申し上げます！

 
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