美容と睡眠

花粉の時期こそ睡眠とスキンケアで肌免疫をアップ!【睡眠と美容を磨く旬レシピ】

みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や懸鼓にまつわる情報をお届けしています。スギ花粉が本格的に飛散し始め、来月以降にはヒノキの花粉も……。花粉症の方にとっては、この2カ月間はかなりツラい時期となり、体調だけでなく、肌の不調を感じることも。そんなマイナスの時期を乗り切る方法をご紹介します。

花粉の時期は、肌に刺激を与えないお手入れを心がける

私自身、10年以上花粉症に悩まされています。年齢のせいか、それとも自分に合う薬を見つけたのか、昔よりも症状は軽くなりましたが、それでも肌がゆらぎやすく、肌荒れに悩まされます。具体的には、肌のかゆみ、赤み、乾燥、吹き出ができやすくなります。普段使っているスキンケアが合わなくなることもあり、この時期だけは肌に刺激の少ない敏感肌用のコスメに切り替えたり、美顔器を使うのをおやすみしたりと、とにかく肌に刺激をかけないように心がけています。

肌荒れの引き金は、肌のバリア機能が弱くなるから

以前、皮膚科医に取材したときに聞きましたが、花粉症の人は肌の免疫力が下がっているので、肌のバリア機能が弱くなり、花粉やほこり、紫外線などの外部からの刺激を受けやすくなるそうです。その刺激こそ、肌荒れの引き金そのもの。肌を守るバリアが他の季節に比べてもろい状況になっていることを自覚して、スキンケアを見直しましょう。

クレンジングから保湿を見直して

肌の免疫力を上げるためのスキンケアは、スキンケアの基本となる保湿を徹底することです。花粉に加えて、寒暖差がはげしい春は、とにかく肌が乾燥しやすくなることを自覚した上で、スキンケアの見直しをします。まず、クレンジングは、ミルクやクリームなどの油分のあるタイプでやさしくメイクを落とします。なるべく肌の刺激、負担を与えたくないので、ダブル洗顔よりも、1度で汚れが落ちるタイプを選んでください。洗顔後は、化粧水の前に肌の潤いを高めるための導入美容液やオイルをプラスすると、保湿ケアとしての効果が高まります。化粧水はコットンを使わずに手の平でやさしくなじませ、スキンケアの最後に油分のあるクリームでフタをして、潤いを閉じ込めます。

十分な睡眠によって、日中に受けた肌ダメージをリカバー

肌の免疫力を高めるには、スキンケアだけでなく、十分な睡眠も大切。みなさんも経験があるかと思いますが、睡眠不足が続くと、肌がどんよりくすんだり、時にポツンとニキビができたり、毛穴が目立つなど肌荒れが起こりませんか?  以前、取材した際に、睡眠不足によって成長ホルモンの分泌を妨げ、結果、肌のターンオーバーも低下させると聞きました。成長ホルモンは、美肌を保つうえでとても大切な役割があり、日中に受けた肌ダメージも回復させる役割もあるそうです。確かに、十分な睡眠をとった翌朝の肌は、かさつきも気になりませんし、ファンデーションのノリもいいのがわかります。

花粉症の方は、睡眠とスキンケアの両面からアプローチして、肌の免疫力をアップさせましょう!

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美容ライター 夏目円

美容ライター

夏目 円

大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume
大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume

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