美容と睡眠

美容ライターが実践する夏の睡眠不足による肌荒れ解決法とは?【睡眠と美容を磨く旬レシピ】

みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに“睡眠”にフォーカスした美容、健康にまつわる役立つ情報をお届けします。
今年の夏も暑くなりそうです。先日のニュースでは、8月初旬に暑さのピークを迎え日本列島を高気圧が覆うそうです。さらに残暑も厳しいようで9月に入っても高温が続くと予想していました。
ここ数年とくに感じていますが、日本のみならず世界全体の気象が確実に変化しています。

1日5時間の睡眠が続いた肌はもう限界!

夜になっても気温が下がらず、暑くて眠れないことはありませんか? 私もそのひとりで、からだの芯から熱がこもっているようで、何度も寝返りしてしまうほど。
エアコンや扇風機などで適宜調整はしているものの日中の暑さも堪えているせいか、なおさら眠りにつけないという負のループに陥ります。
1日の睡眠時間は人それぞれ異なるので一概には言えませんが、私の場合、1日5時間の睡眠が3日間続いたら、かなりの確率で肌荒れが起こります。

夏の睡眠不足によって肌トラブルが続出

では具体的に、夏の睡眠不足による肌荒れについてお話します。これは私の経験値からお話しますが、いちばん感じるのは「肌のくすみ」です。
翌朝の肌がどんより曇っていて、目の下にもうっすらクマがある状態です。寝不足によってからだ全体のめぐりも滞っていますし、疲れてもとれていないので肌色にも当然影響がでています。
その次に「毛穴開き」。これは、肌のターンオーバーがスムーズに行われないことから、小鼻まわり、頰のあたりの毛穴が普段よりも目立ちします。
さらに寝不足が続くと、「吹き出物」が発生。私の場合はあごにできることが多いのですが、肌の内側にこもっているような吹き出物で、一度できるとしぶとく居座るので、なかなかな手強い相手です。

自宅でできる温冷美容で肌めぐりUP

では対処法についてお話します。まず「肌のくすみ」については、朝、肌を温めましょう。
濡れタオルをラップで包みレンジでチンして温めてホットタオルを作ります。
洗顔後、化粧水で整えた肌に、顔全体にホットタオルをあてて30秒ほどそのままに。
その後、肌すべりのいい乳液や美容液を塗り、30秒ほどマッサージ。顔の中心から外側に向かってやさしく手をすべらせ、耳の後ろから首筋に向かって上から下に下ろします。
この首まわりのマッサージを行うことで顔色が冴えます。
もし時間があるなら、首の後ろにホットタオルをあてるのもおすすめ。

「毛穴の開き」については肌をキュッと冷やして引き締めましょう。
洗顔後、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておいた収れんタイプの化粧水をコットンにたっぷりとり、軽く叩きこむようにパッティングしながら水分をたっぷり補給しましょう。もしくは、シートマスクを冷蔵庫に冷やして使うのもおすすめです。
私のようにくすみも毛穴も気になるという方は、冷やした化粧水で肌を引き締めた後にホットタオルで肌を温めてください。この温冷美容で肌のめぐりがよくなりますよ。

やっかいな吹き出物は、内外美容が効果的

ではなかなか手強い「吹き出物」について。
大きさ、個数にもよりますが、私の場合、目立たなくなるまで早くても1週間程度は要します。
ひどくなればなるほど治るまでに時間がかかりますし、跡に残る可能性もありますから、初期の段階でいかにリカバーするかがポイントです。
まずできたら、触らない、いじらないのが鉄則です。
油分のあるクリームは避け、できればファンデーションはしないほうがいいですね。スキンケアは最小限にして、もし治療薬があれば吹き出物の部分だけ塗ります。
そしてインナーケアも必要で、ビタミンC、E、B6をメインとしたサプリメントやドリンクを集中的に補給します。
私は、ドリンクタイプを1日摂取最大量までゴクゴクのむタイプ。とにかく、肌の代謝を上げることに専念しています。

もちろんいちばんおすすめなのは、十分な睡眠をとることですが、こうも暑い日が続くとなかなかそうはいきません。
睡眠不足による肌の不調を感じても自分で回復できる方法を知っていれば、少しは安心できるはずです。
肌疲れも溜まりやすい時期ですから、夏のスキンケアを普段より時間と手間をかけて行ってくださいね!

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美容ライター 夏目円

美容ライター

夏目 円

大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume
大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume

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