美容と睡眠
花粉症で鼻づまり! 夜眠れない時の美容ライターが実践する対処法 Vol.12
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。睡眠と美容、健康をテーマに取材経験を生かした役に立つテーマをお届けします。
今回のテーマは、「睡眠を妨げる鼻づまり」のお話。今の時期は花粉をはじめとした季節性アレルギーによる鼻炎を抱えやすい時期で、私もそのひとり。今晩から実践できる方法をご紹介します。
Index
鼻づまりにのどの渇き……。ツラすぎる夜
私の花粉症歴は長く、気づけば20年以上になる。2月初旬から鼻がむずむずし始め、3月初旬になると鼻水、鼻づまり、目とのどのかゆみがひどくなる。薬ももちろん服用しているが、それだけでは事足りず、対処法が必要となる。
日中は活動しているのと薬が効いているので、そこまで重症にならないが、問題は寝る時だ。
経験上、副交感神経が優位になると鼻づまりがひどくなる体質らしい。一旦、鼻がつまるともう大変で、とにかく眠れない。イライラするだけでなく、口呼吸になりのどはカラカラに。鼻をかんでもかんでも解消されず、時間だけがどんどん過ぎていく……。明日も仕事なのに、睡眠時間だけが奪われていく夜、もうホントに勘弁してほしい!
花粉症の神精油!「ティーツリー」の活用法
鼻づまりにいいアロマと言えば、ティーツリー。ペパーミントのような清涼感のある香りが特長のとてもメジャーな精油だ。
レンジでチンしたホットタオルにこの精油を1滴ほどたらし、鼻のまわりにのせると鼻の通りが良くなる。チリチリとした鼻づまり特有の不快感が和らいで、すっと鼻が軽くなるのがわかる。
ただ難点なのが、清涼感があるだけに目が覚めてしまうところだ。しかし、鼻づまりは緩和されるのでおすすめ。
精油が多すぎると余計に目が覚めてしまうので1滴がちょうどいい。
就寝前のハーブティーは「ミントティー」に切り替え
就寝前のハーブティーはカモミールがおすすめだが、この時期だけはミントティーにスイッチ。
ミントにも同じく清涼感があり、鼻の通りがかなりよくなる。鼻だけでなく喉のイガイガした感じや乾きも和らぐので一石二鳥。
ポイントは、お湯の温度と飲むタイミング。熱すぎるとのどにクッとくる感じがあるので、ちょっと熱めの60℃ぐらいがちょうどいい。就寝前30分前あたりからゆっくり飲んでみてほしい。
軽い鼻づまりは、枕の位置を少し高くする
上記2つを行えば、そこそこ鼻づまりは良くなると思うがそれでもどうしようもないなら、上体を少し起こしてみよう。
枕を少し高くしたり、横向きに寝るのもおすすめ。鼻の通りが少し良くなることがある。
ただし、あまりにもひどい鼻づまりは効果が薄いので、軽い鼻づまり程度の時にぜひ試してほしい。
寝室から花粉・ほこりをシャットアウト!
花粉症の時期はとくにほこりなどのハウスダストにも敏感になるので寝室は普段以上にそうじをしたり、日中の換気は最小限にすること、また空気中に花粉が舞い散らないために加湿器を用意するなど、寝室環境にも工夫してみよう。
鼻づまりが少しでも和らぎ、今晩からゆっくり眠れますように。
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