美容と睡眠

翌朝、肌が乾燥しているのはなぜ?! 美容のプロが実践している就寝前の保湿ケア【睡眠と美容を磨く旬レシピ】

みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる情報をお届けしています。1年のなかで湿度、気温ともに低い時期は、肌の乾燥が気になりませんか? 乾燥はシワ、たるみ、くすみといったエイジングと直結していますから、年代に関係なく保湿を徹底するのが美肌への最短距離となります。

スキンケアしているのに、翌朝、肌が乾燥している理由

夜、スキンケアをしているのに翌朝、頰や目もとが乾燥していることってありませんか? とくに目もとは顔のなかでもいちばん皮膚が薄い部分なので水分を保持しづらいので、シワやたるみが目立ちやすく悩みを抱えがち。また、人によっては頰や口まわりは粉をふくほど乾燥することもあります。肌の保湿をしているのに、翌朝、肌が乾いている……。このいちばんの原因は、肌の保湿が足りていないから。冬特有の保湿ケアを行う必要があります。

冬の保湿ケアで大切なのは、水分と油分のバランス

化粧水が多すぎても、クリームが多すぎても冬の保湿ケアはなかなかうまくいきません。冬の健やかな肌を保つには、水分と油分のバランスが整っていることが大切です。まず、お風呂から上がったらスプレータイプの化粧水でシューッと顔全体に水分を与えます。すぐに保湿してほしいので、下着をつける前に行うのがポイント! このひと手間で、角層に水分が急速チャージできます。

手間がかからない、シートマスクをフル活用しよう!

シートマスク、使っていますか? 高額なものではなく、毎日使える大容量タイプで構いませんので、化粧水代わりのアイテムとしてぜひ取り入れてください。5分前後、肌に水分を密閉することで角層のすみずみまで水分が行き渡り、しっとり&もちもちの肌に出会えます。使用後のシートは首やデコルテなどになじませてから捨ててくださいね。マスクの種類もいろいろありますが、ヒアルロン酸やセラミドなど保湿効果の高い成分が入っているものを選びましょう。もちろん、夜だけでなく朝使うのもおすすめです。

冬は“こっくり系”のクリーム、オイルでフタをする

シートマスクをしたら、必要に応じて美容液をプラス。ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、スクワランなど保湿成分を配合した美容液は、肌に潤いを長時間与えることができますし、肌を柔軟にする効果もあります。クリームやオイルに関しては、種類がたくさんあるので迷われてしまうと思いますが、冬は油分の多い、こっくりとしたテクスチャーを選びましょう。肌表面に油分の膜をはることで、眠っている間も外気からのバリアとなり、乾燥を防ぐことができます。乾燥がきになる目もと、頰、口もとは重ねづけ、最後に両手の頰を覆うようにしてハンドプレスをお忘れなく。

冬の保湿ケアのポイントは、シートマスクと最後に使うクリームやオイルです。1週間も続ければ、肌がふっくらと柔らかくなっているのに気づくはず。ベースメイクののりも変わってきますから、ぜひ試してみてくださいね!

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美容ライター 夏目円

美容ライター

夏目 円

大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume
大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume

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