みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに“睡眠と美容”にフォーカスした美容、健康にまつわる役立つ情報をお届けします。
梅雨がそろそろ開けて、本格的な夏がやってきました。今年も酷暑となりそうですから、睡眠をしっかりとりつつスキンケアも本腰入れて夏を乗り切りましょう！

いくつ当てはまる？ 夏バテ肌セルフチェック

“夏バテ肌”って耳にしたことはありますか？ これは、春からぐんぐん上がっている紫外線を浴び続け、さらに急激な気温上昇で過剰な汗や皮脂をかき、室内のエアコンを長時間浴び続けることで肌が乾燥するなど、夏特有の過酷な環境が重なることで肌がバテてしまうことを言います。
夏バテというともう少し先の話と思いがちですが、肌は紫外線の蓄積によるダメージがすすんでいます。

夏バテ肌セルフチェック

• 肌が乾燥している。
• 肌がくすむ、シミができた。
• 毛穴が目立つ。
• Tゾーンがベタベタしている。
• ファンデーションのノリが悪い。
• ほうれい線が目立つ。
• 目もとのシワが目立つ。

３つ以上思い当たるなら、夏バテ肌が進行している可能性大！

毛穴汚れもベタつきも酵素洗顔ですっきり

夏バテ肌をリカバーするには、夜のスキンケアを充実させましょう。なぜなら、睡眠中の肌は日中に受けた肌ダメージを回復させ、肌の免疫力も高めてくれる大切な時間です。
さらに、スキンケアを強化することで、よりよい肌リズムへと導いてくれます。

まずは洗顔から。毛穴目立ち、Tゾーンのベタつきが気になる方は余分な皮脂、古い角質や汚れが溜まっていることが考えられるので、角質ケアができる酵素洗顔がおすすめです。
メイクをしているならクレンジング後、酵素洗顔料に切り替えます。酵素によって肌の汚れをスムーズにオフすることで肌のターンオーバーも整い、肌荒れ予防にもひと役買っています。
私は、酵素パウダー洗顔が好きで、夏場は２日に１回ほど使っています。

潤いを逃がさない、ミルフィーユ保湿

次に保湿です。紫外線やエアコンなどによる外的ストレスによって、肌の水分量は下がっていることが多いです。
まずは肌の角層に化粧水で水分をたっぷりチャージしましょう。化粧水はできれば３回ほど重ねて、ハンドプレスでしっかり肌内部まで押し込みます。
頰や目もとがかさついているならコットンパックもおすすめ。
そして、乳液、美容液、クリームと重ねて潤いのミルフィーユを。手の平で肌を触って、“ペトッ”と吸い付くぐらいまで保湿をしましょう。
できれば、1日おきにシートマスクをプラスして。

エイジングを加速させないために早めにケア

夏バテ肌はトラブルが重ねっているため、エイジングのサインも目立ちます。
とくに、輪郭がすっきりしない、ほうれい線が目立つなら、ビタミンCやコラーゲンなどが配合されたコスメに切り替えを。
また、スキンケアだけでなく、美容サプリメントやドリンクなどの内側からのケアを同時に行うことで、早い段階での効果が期待できるはず。
もちろん、紫外線を浴びないために日焼け止めや帽子、サングラスといった対策もお忘れなく。

からだと同じように肌の疲労も蓄積してしまうと、回復するのに時間がかかりますから、今のうちにお手入れしておくのが手。
もちろん、十分な睡眠をとることで肌も修復されますから、睡眠時間をしっかり確保して酷暑を乗り切ってくださいね。

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