美容と睡眠
寝不足で肌が冴えない朝の透明感を引き出すベースメイク術【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる旬な情報をお届けしています。睡眠時間が足りない日の翌朝は、肌のくすみが気になったり、毛穴が目立っていたり、乾燥していませんか? そんなマイナス肌を解消する朝のベースメイクについてご紹介します。
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睡眠不足に陥ると肌のバリア機能が低下
睡眠時間は人によって個人差はありますが、睡眠不足の翌朝は肌の調子がイマイチなのは、きっと共通だと思います。以前、皮膚科医の先生に取材をした際に聞きましたが、睡眠不足になると肌のバリア機能が低下することで、乾燥しやすくなり、肌あれを引き起こす原因にもなるそうです。また、慢性的な睡眠不足に陥った場合は、シワやハリのなさといった肌のエイジングを加速させる引き金にもなるそうなので、やはり肌の美しさを保つ上で睡眠は欠かせません。とはいえ、仕事や育児、遊びなどの予定で睡眠時間が削られてしまうこともありますから、そんな時の対処法としてご紹介します。
シートマスク&ハンドプレスで潤いを角層に届ける
ベースメイクをする前に保湿を普段より強化しましょう。今の時期は皮脂や汗のベタつきが気になりますから洗顔料を使って顔を洗います。化粧水で肌を整えたらシートマスクで角層のすみずみまでしっかり潤いをチャージ。このひと手間で肌の水分が満たされ、日中の乾燥を防ぐことができます。マスクの後はハンドプレスで水分を押し込むように両手で押さえます。“ピタッ、ピタッ”と音がするまでなじませることがコツ! 美容液、クリームを重ねて水分が逃がさないようにしましょう。
寝不足の肌をリカバーする最強ツール、化粧下地の選び方
睡眠不足の肌はどうしても肌がくすんでいます。これを解消するために欠かせないのが、肌の透明感を引き出す化粧下地です。肌色をワントーン明るく見せるピンクやラベンダー色の化粧下地、繊細なパール剤が入っている化粧下地を顔全体に塗ると、瞬時に明るさを引き出します。目もとのクマが気になるなら、オレンジ色のコンシーラーがおすすめ。色ムラも目立たなくなりますから、赤みが気になる人にもおすすめです。
ファンデーションはクッションorリキッドの二択
ファンデーションはみずみずしさを引き出したいので、クッションタイプ、もしくはリキッドを使います。睡眠不足の肌はいつもより乾燥していますから、水分をたっぷり含んでいるもの、日中の乾燥を防ぐ高保湿タイプのものを選びましょう。最近のトレンドとして、ファンデはなるべく薄付きにして素肌感を活かすことですから、最小限の量にします。顔全体に均一に塗ると厚ぼったくなりますから、顔の中心から外側に向かって薄く薄く伸ばしていくのがコツ。リキッドファンデーションは手よりもスポンジを使ったほうが、毛穴もしっかりカバーできますよ。
ルースパウダーは、必要なところだけ
仕上げのルースパウダーも透明感を引き出すタイプを選びます。肌なじみのいい微粒子タイプで、薄いラベンダー、薄いピンク、もしくはノンカラー(無色)が使いやすく、自然な明るさ、輝きを引き出します。パウダーはつけすぎると粉っぽくなり、シワが目立ってしまいますから必要なところだけ。皮脂が気になるTゾーンと頰にさっとブラシをなぞるぐらいで十分。私はパフだとついついつけすぎてしまうので、ブラシを使っています。
寝不足の日はゆっくり過ごしたいですが、なかなかそうもいかない日だってあります。そんな日の朝の解決法としてぜひ試してくださいね。そして、今晩は早めにベッドに入りましょう!
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