眠りと寝具の4コマまんが
ふっくら&暖かく 新しい羽毛布団を使う前にやること3つ
通販サイトや寝具店などで、買ったばかりの羽毛布団。
寒さが気になるし、すぐに使いたいところですが、そこをぐっと我慢して。
今回は、新しい羽毛布団で『ふっくら&暖かく』眠るために、使いはじめる前にやって欲しいこと『3つ』をご紹介します。
<登場キャラクター>
名前:じぶんまくらちゃん
オーダメイド枕・じぶんまくらが、ある日突然動きだした。
足の間に見える『タグ』がチャームポイント。
名前:きのさん
寝具店で働いていた睡眠大好きwebライター。いつも眠そうな顔と、アイマスクがポイント。
(※どちらも非公認キャラ)
羽毛布団を買ってすぐ使う前に
手元に届いた羽毛布団を、収納袋から取り出す前と、取り出した後にやって欲しいことが下記の3つ。
- 折りたたみ方を覚えておく
- 広げてパタパタと振る
- 風通しのいい室内で干す
各ポイントごとに、詳しくご紹介します。
1:折りたたみ方を覚えておく
不織布のケースや袋は捨てないで
羽毛布団は、保管に適した素材『不織布(ふしょくふ)』で作られた、ケースや袋に入った状態で販売されていることが多いです。
不織布のケースなどは、冬が終わって収納する時、そのまま収納ケースとして使えます。
布団圧縮袋に入れて収納することは、羽毛が傷んでしまいやすいため、できるだけ避けましょう。
買った時のたたみ方が入れやすい
買ったばかりの羽毛布団を取り出す時に、どのような折りたたみ方で入っていたのかを覚えておきましょう。
ケースや袋ごとに大きさや形があり、折りたたみ方が違うと戻しにくいと感じる場合も。
メモや写真を撮るなどして控えておくと、収納する時にケースや袋に戻しやすくなりますよ。
2:羽毛布団を広げてパタパタと振る
羽毛布団の中に空気を入れるように
パッケージから取り出した羽毛布団を広げ、端を持って優しく上下に振りましょう。
羽毛布団は大きいので、振る前に周囲に人や物がないかご確認を。
羽毛布団が優しく波打つように、上下にこまかく揺り動かしながら、内部に空気を含ませて。
買ったばかりの羽毛布団は、収納袋などパッケージに梱包するため、内部の空気を抜いた状態で折りたたまれています。
羽毛布団を広げてパタパタと振ることで、内部に空気が入っていき、少しずつ羽毛がほぐれていきます。
また内部の空気を入れかえることで、羽毛特有のニオイが薄れて、片寄っていた羽毛を均一にならすことにもなるので、羽毛布団のあたたかい寝心地も感じやすくなります。
3:羽毛布団を風通しのいい室内で干す
雨が降った次の日は避けて
雨が降った翌日や、湿気が多い時間帯(早朝や夕方以降)はせっかく干しても湿気が取れない場合があります。
できれば晴れた日の翌日、天気が良い日の午前10時から午後3時までの間に室内干しを。
窓を開けて風通しを良くする
窓を開けた室内で、布団干しなどに羽毛布団を掛け、サーキュレーターなどで風を動かしながら干しましょう。
折りたたまれていた間に固まった羽毛が、ゆっくりと空気を含んで広がっていきます。
羽毛布団の品質や梱包状態などによりますが、羽毛がふくらむまでに2~3日以上かかるとも言われています。
完全にふくらむ前に布団カバーを付けて
羽毛布団の生地に少しでも傷や穴ができてしまうと、中から羽毛が飛び出す原因に。
完全に羽毛がふくらみきってしまう前に、生地を守るためにも掛け布団カバーを付けましょう。
使い始める前のひと手間で、もっと快適に
新しい羽毛布団はすぐ使う前に、羽毛本来のふっくらボリューム感と、保温性(あたたかさ)を感じられるように、空気を入れて室内干しをしてみてください▼ おすすめ記事
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筆者プロフィール
木野 いく