眠りの特集
じぶんまくらの正しい使い方~表裏の見分け方と枕の当て方~
よく首を寝違えたり、肩がこる・・・もしかすると枕の使い方が間違っているのかも。
今回は「じぶんまくら」を含めた枕の当て方・使い方と、じぶんまくらの向き・表裏の見分け方もご紹介いたします。
せっかくのオーダーメイド枕でも、使い方を間違えてしまったら心地よさが減ってしまいます。
使いはじめたばかりの方や、お店で試した時と何か違うなと感じる方も、ぜひ一度チェックしてみてください。
枕の正しい使い方
肩口と枕をくっつけるように首まで乗せるのがポイント
仰向けで眠る場合
第7頸椎を枕の縁に乗せるように寝る
じぶんまくらに限らず、枕は両肩に触れるように肩口からしっかり枕に乗せて使います。
第7頸椎を枕の縁に乗せるようなイメージ。
第7頸椎とは下を向いた時、首の後ろにぽっこり突き出る骨の部分です。
枕は首を支えるもの
仰向けで横たわった姿勢になると、マットレス(敷き布団)と首の後ろとの間にすき間が生まれます。
この隙間を埋めて、首を支えて休息させるために枕が必要です。
枕に頭だけを乗せると首の後ろが浮いてしまいます。
支えられていない首に負担がかかり、首の疲れや肩のこりを感じてしまう場合も。
後頭部から首元までを枕に乗せて、首の後ろとマットレス(敷き布団)との間にすき間がない状態が理想的です。
※肩まで乗せる設計ではない枕の場合は、枕に肩まで乗せないようにお使いください。
横向きで眠る場合
肩口まで枕がある状態に
こちらもマットレス(敷き布団)と首の間にすき間ができて、首が浮いてしまわないよう、肩に枕をつけてください。
横向きになる時は、枕の左右で寝るようにすると、寝返りした時に枕から頭が落ちにくくなります。
じぶんまくらの位置は?
じぶんまくらの位置は?
仰向けで眠る場合
じぶんまくら中央部分に、頭部から首元を乗せてください。
横向きで眠る場合
じぶんまくら左右部分をお使いください。
仰向き姿勢から寝返りをすると、自然と左右部分に頭が移動します。
じぶんまくらの表裏は?
生地の色が濃い方が底です
つぶ綿側が表面(頭を乗せる部分)、生地の色が濃い方(ビーズ側)が裏面(底)になるようにお使いください。
じぶんまくらの向きは?
枕の縁が直線的な部分を上、カーブ・湾曲している部分を下(肩側)になる向きでお使いください。
じぶんまくら頂のストレートタイプの場合は?
縁が湾曲していないため、側面の「じぶんまくらタグ」を目印にして、タグが右耳側になる向きでお使いください。
枕カバーを工夫してみる
じぶんまくらに枕カバーをつけると、どっちが上下なのか、裏表なのかが分かりにくくなる…。
その場合は表裏の色や模様が違う、リバーシブルタイプの枕カバーを使ってみるのもおすすめです。
または糸を縫いつけるなど「目印」をつけて、上下左右のどこかに目印がある向きで使うとわかりやすくなります。
正しい使い方で、心地良い眠りを
何度でもメンテンスできる「じぶんまくら」ですが、向きや表裏が違っていると、自分に合わないと感じたり、店頭で調整した時とご自宅で使用する時の寝心地が違ってしまう原因となってしまいます。ぜひ一度、使い方もチェックしてみてください。
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筆者プロフィール
木野 いく