美容と睡眠
睡眠の質が変わる! 入浴後に実践したい3つの〇〇とは? Vol.11
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。睡眠と美容、健康をテーマに取材経験を生かした役に立つコラムをお届けします。
今回のテーマは、睡眠の質を高めるには欠かすことができない「入浴後の過ごし方」です。お風呂に入った後からベッドに入るまでの過ごし方で、かなり睡眠の質が変わります。
入浴後、何時間後に寝るのが正解⁈
先日、ある媒体でお風呂に関する取材をある大学の先生にお話を伺った。入浴は15分を目安にするとか、入浴前にコップ1杯のお水を飲むとか、寒い時期は半身浴ではなく肩までしっかり浸かるなど、基本的な入浴法について聞いたのだが、取材が終わった後の雑談がおもしろかった。
先生によると、入浴も大切だがお風呂に上がってからの過ごし方によって睡眠の質に影響があるそうだ。入浴後はからだの芯からポカポカして、深部の体温がぐっと上昇しているがわかる。しかし、この状態は長続きせずお風呂から上がるとしだいに低下し始める。個人差はあるそうだが、入浴後に1時間30分~2時間前後でからだの熱がさがる。
この熱が下がっているタイミングでベッドに入るのがベスト。30分~1時間以内がちょうどいいそうだ。
スマートフォンはいじらず、デジタルデトックス
入浴後はデジタルデトックスを習慣にしよう。
とくにスマートフォンはInstagramやTwitterなどのSNSをチェックしてしまいがちで、それらの情報を一旦頭に入れてしまったら、たちまち交感神経のスイッチがオンになってしまう。「もっと、知りたい、もっと知りたい!」とスクロールしてしまうのだ。
お風呂に上がったら、もう電源を切ってしまおう。
スキンケア後の5分ストレッチ
お風呂上がりは肌の乾燥が急激にすすむので顔・ボディの保湿をしっかりと。常温のお水をコップ1杯飲んだら、5分間のストレッチ。首や肩、足首などをゆっくり回してコリをほぐそう。
また、私のように足がむくみやすい方は、足首から太ももに向かって下~上(心臓に向かって)やさしくさすって。たった5分のストレッチだが、コレがホントに気持ちがいい。
1日を振り返る時間をつくる
私は歯磨きの時間をそれにあてている。振り返りとは反省するのではなく、むしろ「自分を褒める時間」。仕事でもいいし、プライベートでも何でもよくて、ポジティブなマインドになることをピックアップしている。そうすると、明日へのやる気がでてくるし、気持ちよくベッドに入れるはず。
お風呂に入る時間帯にもよるので人によっては2時間を超えてしまうかも知れない。人間は動物なので、体温が下がった頃がちょうど眠くなるタイミング。この時間を逃さなければ、きっと質の高い睡眠が得られるはずだ。できれば、ベッドに入る時間を逆算してお風呂に入ってほしい。
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