美容と睡眠
ダイエットが成功する人の睡眠法則とは?【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに“睡眠”にフォーカスした美容、健康にまつわる役立つ情報をお届けします。
ここ最近、気温がぐんぐん上昇し始め早くも夏日に! 薄着になる夏はそすぐそこですから、ダイエットに励んでいる方も多いのではないでしょうか? 運動、食事を気を付けることはもちろんですが、じつは睡眠も深く関わっているようです。
ダイエットは運動、食事、そして「・・・・・・」。
ダイエットの目的は人それぞれでです。先日、高校一年生になる娘の友人から「一カ月半で4キロ痩せたよ。友だちに『可愛くなった』って言われて、モチベ上がる♡』というLINEが写真つきで届いて、彼女の喜んでいる顔が目に浮かびました。
私もじつは長年“太らないためのダイエット”を心がけていて、体重・体脂肪を毎日記録をしています。なので私の場合は、ダイエットは一時的なものではなくて、日常的なもの。体型維持もありますが、体調管理のいう意味もあります。毎朝1時間のウォーキング、腹八分目の食事を意識しつつ、そして、もうひとつ心がけているのが睡眠です。以前、ダイエットの取材をドクターにした時、『十分な睡眠をとることもダイエットにつながる』とお聞きしました。
睡眠不足が原因で食欲にスイッチが入る⁈
睡眠とダイエットにどんな関連性があるかというと、大きく分けて二つあります。まずひとつが『食欲の増加』。睡眠不足によって食欲を増加させるホルモンの分泌が増えてしまうそうです。
私にも心当たりがありまして、原稿や取材が重なるとどうしても睡眠時間を削って仕事をしなければならない日があります。無理は承知ですが、目の前にある仕事の優先順位のほうが高くなるので、ベッドに入りたくても入れません。その状態が2日続いてしまうと、からだが疲れていても食欲だけは旺盛になってしまいます。しかも、とんかつや天丼といったすごくボリューム満点&ハイカロリーな食事が恋しくなり、ガマンできずに食べてしまうのです。“食欲旺盛ホルモン”のスイッチが入ってしまったら、もう歯止めは効きませんね。
成長ホルモンの分泌低下で、脂肪が蓄積される?!
そしてふたつ目が『睡眠による成長ホルモンの分泌」。私、成長ホルモンって成長期だけに分泌されるものだと思っていましたが、年齢を重ねても分泌されます(もちろん、成長期と比較すれば少ないのですが……)。
成長ホルモンは、さまざまな体の修復機能を助ける役割を担っていて、そのひとつに脂肪分解があるそうです。これも実体験として納得していて、十分に睡眠をとっている日のほうが体脂肪の数値が安定していることが多いんですよね。逆に睡眠不足が続いてしまうと、数値が増えていることもあります。冒頭にお話ししたように、私は体重と体脂肪を毎日記録しているので、二つの数値が睡眠と関連しているのが感覚としてわかります。
ダイエットに適した睡眠時間とは?
では、いったい何時間寝ればダイエットに効果があるのでしょうか? 残念ながら、個人差があるので、それはなかなか数値化できないようです。私は、1日の睡眠時間を7時間とるようにしていますが、日中もしっかり行動できますし、体調面も問題ありません。過剰な食欲もわきませんから、食欲旺盛ホルモンのスイッチも入っていないはず!
夏まであと1カ月はありますから、ダイエットをスタートするにはまだ十分間に合います。当たり前ではありますが、日々の生活習慣の気づきこそがダイエット成功につながるはずです。
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夏目 円