美容と睡眠
うっかり日焼けした時の対処法は、冷却・保湿・睡眠!【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる情報をお届けしています。週末などを利用して海や山などアウトドアを楽しむ方が多いと思いますが、気を付けたいのがうっかり日焼け。今回は、予期せぬ日焼けをした際の対処法についてご紹介します。
想定外の日焼けは避けられない
紫外線がピークに達しています。外出する際は日焼け止めや日傘、帽子など紫外線から肌を守るケアは必須ですが、海や山といったアウトドアなど長時間屋外で過ごす場合、日焼け止め対策をしたとしても、うっかり日焼けしてしまうことがあります。
私も経験がありますが、“うっかり”の原因は、日焼け止めを塗り直さなかったり、帽子を目深にかぶらなかった、日傘をさすのがめんどくさかった……、などいろいろ。気を付けるのが前提になりますが、想定外の日焼けというのは避けられないかも知れません。
日焼けした部位はすぐに冷やして
以前、皮膚科医の先生にうっかり日焼けしてしまった際の対処法を取材した際に、いくつかポイントを教えていただきました。まずいちばん大切なのが、肌を冷やすことです。日焼けは、肌が軽いやけどを起こしている状態なので、冷水や保冷パック、氷のうなどで患部を冷やします。熱がひくまでしっかり冷やすといいそうです。
それからもうひとつ。日焼けしてしまったときは湯船につかるのはやめましょう。ぬるめのシャワーでさっとからだを洗い流すぐらいで十分だそう。肌が炎症を起こしている状態ですから、ボディタオルでこする、タオルでごしごしふくといった肌に刺激・負担となることは避けます。
水分と油分で潤いを与える
日焼けした肌は水分がかなり失われた状態です。肌表面だけでなく、肌内部の水分まで奪ってしまいますから、普段以上に保湿を徹底します。日焼けの状態にもよりますが、少し赤みがでている程度なら、化粧水でコットンパックがおすすめ。冷蔵庫に化粧水を冷やし、コットンにたっぷり含ませてから日焼けしている頰や額などにペタペタ貼って3分ほどおきます。その後、化粧水を重ねてもいいですね。化粧水で角層のすみずみまで水分を与えた後は、潤いを逃がさないために乳液、クリームなどの油分のある化粧品でフタをします。このときも、肌をこすらないでくださいね。
質の高い睡眠で、肌ダメージをリカバー
そして、スキンケアと同じくらい大切なのが十分な休息=睡眠をとること。紫外線をたくさん浴びてしまったことで、からだに過度な負担がかかりかなり疲れています。肌もそれと同じで、ぐったりしています。過剰な紫外線によるストレス、急激な日焼けにより肌の細胞もダメージを受けていますから、美肌づくりに欠かすことのできない肌のターンオーバーも乱れ、肌トラブルを引き起こす原因につながります。
肌回復のカギとなるのが、睡眠中に分泌される成長ホルモンです。肌に必要な栄養を運ぶことで、日中受けた肌ダメージを回復することができるそう。また、入眠後の3時間に成長ホルモンは活発に分泌されるそうなので、質の高い睡眠をとることが大切ですね!
うっかり日焼けしないことが大前提ですが、もしも!の時の対策として、ぜひ活用してください。
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