美容と睡眠
朝起きた時のベタベタ肌、どうする? 美容ライターが実践する夏のスキンケア術【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、美容や健康にまつわる情報をお届けしています。気温も湿度も日に日に増し夏本番が近づいていますから、朝のスキンケアを見直しませんか?
季節によって朝のスキンケアは見直す
朝、洗顔料で顔を洗っていますか? 朝洗顔については様ざまな意見がありまして、“洗顔料は使わずにぬるま湯で十分”、“洗顔料を使って、睡眠中に付着した汚れや皮脂、汗を落とす”、“水洗顔で肌を引き締めるだけで十分”、などいろいろ。朝のスキンケアに関しては、過去に皮膚科の先生、美容家、ヘアメイクさんなどいろんなジャンルの方にお話しを伺いました。
結論を言うと、正解はひとつではありませんし、不正解もありません。ただ、共通していることが二つあります。ひとつ目が、“季節によって朝のスキンケアを見直すこと”、そしてもうひとつが、“その日の肌状態を見極めてお手入れをすること”です。
いくつあてはまる? スキンケアチェックシート
“季節によって朝のスキンケアを見直す”、“その日の肌状態を見極める”ための、スキンケアシートを用意しました。朝起きて、顔を洗う前に鏡を見ながらチェックしてみてください。
スキンケアチェックシート
- Tゾーン(額と鼻まわり)とアゴのまわりがベタベタしている。
- 顔全体がテカテカしている。
- 額や鼻の毛穴が目立つ。
- 肌を触るとザラザラしている。
- ニキビや吹き出物がある。
- 肌がくすんでいる。
- 夜のスキンケアでオイルやクリームをたくさん使う。
- 汗をかいている。
- コンビネーション、オイリー肌。
- ベースメイクをする。
ひとつでもチェックしているなら、洗顔料を使った朝洗顔
いかがでしたか? YESがひとつでもあったなら、夏が終わるまで朝は洗顔料を使って洗顔をしましょう。夏場は夜に皮脂や汗の分泌が活発になるので、乾燥が気になる肌でもベタつきやすくなります。それと同時に毛穴汚れや角栓詰まりといったトラブルも起こりやすくなり、さらにすすむとニキビや吹き出物といった肌トラブルにつながります。
朝、洗顔料を使って洗顔をすることで、肌の不要な汚れ(就寝中にかいた汗、皮脂、夜のスキンケアの油分、ほこりやちり)を一掃することができます。肌をまっさらな状態にすることで、その次に使う化粧品の浸透がスムーズになり潤いのある、コンディションのいい肌になります。
忙しい朝におすすめの洗顔料はなに?
洗顔料の選び方ですが、忙しい朝を考えるとおすすめなのがポンプタイプのフォーム洗顔料。ポンプを押すたびにモコモコの泡がでてくるので、いちいち泡立てる必要がありません。ぬるま湯で顔を濡らしたら泡を転がすようにやさしくなじませます。毛穴汚れやベタつきが気になるTゾーンとアゴは指の腹を使って丁寧に。1分ほど洗顔したらぬるま湯で洗い流します。首筋や耳の後ろなども汗でベタつきやすいので、一緒に洗ったほうがいいですね。
洗顔後の肌は水分が失われやすいので、すぐに潤いを与えましょう。スプレーやミストタイプの化粧水をシューッと顔全体に吹き付けたら、両手のひらでハンドプレスをして角層に水分を押し込みます。その後は、普段通りのスキンケアをスタートしてください。日中は紫外線によって乾燥しやすいので、化粧水を重ね付けしたり、油分の少ない乳液や美容液、ジェルなどを使って保湿力を高めてください。
朝のスキンケアを見直すだけで、ベースメイクのノリもよくなりますし、崩れにくくなります。また、毛穴の目立ちやニキビ、吹き出物といったトラブルも起こりにくくなります。1週間ほど続けてれば、きっと効果を実感できるはずです。
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