美容と睡眠
気づいたら3キロ増! やっかいすぎる夏太りにご用心【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、睡眠と美容、健康にまつわる役立つ情報をお届けします。
8月に入り、暑さがますます厳しくなっています。
外出も必要最低限にしている方が多いかと思いますが、じつは夏って運動不足になりやすく、しかも基礎代謝量が下がるのをご存知ですか?
“夏太り”っていう言葉があるように、他の季節に比べて太りやすい季節。
私も“夏太り”経験者ですので、ぜひこのテーマを掘り下げたいと思います
夏は基礎代謝が低下し、カロリー消費が少ない
今から2、3年前のことでしょうか。その年もものすごい酷暑となり、世相としても外出を控えておりました。
家でごろごろばかりしていたにも関わらず、食欲だけは衰えず食べてばかりの日々を過ごしていたら、あっという間に3キロ太っていたのです。
大人になってからの3キロ増はかなり堪え、元の体重に戻るにはとうに秋を過ぎていました。
以前、スポーツジムのインストラクターに取材をしたことがあり、夏は他の季節に比べて基礎代謝量が低下するので、カロリー消費が少ないそうです。
それでいて、私のように日中の活動量が少ないとますます消費量が少なくなり、結果、カロリー過多になるというスパイラルに陥ってしまいます。
知らず知らずの塩分摂りすぎにも注意!
私の経験からお話すると、夏は甘いものを摂りすぎるのも夏太りの要因のひとつだと思います。
暑い場所から帰ってくるとやはり冷たいアイスクリームやジュースが欲しくなります。
汗をかいているものだから、運動したような錯覚に陥るところもよくないところ。
しかも甘いものは習慣になりやすいので、気づいたら毎日食べているという始末……。
そしてもうひとつが塩分の摂りすぎもあると思います。
塩分を摂りすぎると太るのは周知の事実ですが、一方で“夏はしっかり塩分を摂りましょう”と言うので、自分に甘えてスナック菓子やジャンクフードなどを食べ過ぎて、塩分過多になっていることもあり得ます。
塩分は適切量で十分、塩辛い、しょっぱいものをくれぐれも摂りすぎないように気を付けましょう。
睡眠不足で脂肪が燃焼されにくい!
睡眠不足も夏太りの引き金になっているのをご存知ですか?
以前、睡眠療法士の方に伺いましたが、睡眠中に脂肪が燃焼されるそうです。
睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで、脂肪の分解が促進し、脂肪がエネルギーとして活躍するとか。
夜も気温が下がらず、寝苦しい夜が続きますが、やはり睡眠時間を確保することが“夏太り”を防ぐことができるはず。
エアコンと上手に付き合い、室内の気温・湿度を調整しつつ、寝具も夏用のさらっとした着心地のいいものにするなど工夫をして、少しでもいい睡眠を心がけましょう。
夕方から夜にかけてウォーキング
私の場合、夏場は水分を摂りすぎるせいかむくみやすいことから、最初は気づきませんでした。
ある時、お気に入りのジーンズがきつくなり、すぐさま体重計を乗ってみると体重が増えていたことが発覚しました。
毎朝ルーティンとしているウォーキングも夏は暑いし、紫外線も強いので休みがちなったことも原因のひとつかも知れません。
夏太りを防ぐためにも日が沈んで少し気温も落ち着いたところでウォーキングをするのも良さそうです。
まだまだ暑い日が続きますから、くれぐれも体調にお気をつけてお過ごしください。
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