美容と睡眠

冷えを撃退! 冬の快眠で美肌リズムを整えよう【睡眠と美容を磨く旬レシピ】

みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、睡眠と美容、健康にまつわる情報をお届けします。
いきなりですが、夏と冬、どちらが寝苦しいですか? 冷え症の私は、冬のほうが断然苦手で、なかなか寝付けないことも……。そこで、冬の睡眠の質を上げるためのあれこれをご紹介します。

夏よりも冬のほうが眠りにつけない⁈

冷え症だからなのか、冬は寒くてうまく入眠できず悩んでいます。
以前、睡眠療法士の方に取材した際、“夏よりも冬のほうがうまく眠りにつけないという人が多い”ということを聞きました。
私の実体験としてお話すると、①そもそも布団が冷たい、②夜中になるとさらに気温が下がる、③手足が冷える、④厚着をしているせいで苦しい、⑤トイレで目が覚めてしまうなど、言い出したらキリがないほど冬の快眠を妨げる原因がありました。

冬におすすめの入浴剤“エプソムソルト”の効果

冬の睡眠でもっとも妨げることが、“寒くて眠れない”こと。そのためには、からだを温めることが大切で、睡眠1時間~2時間前にお風呂にゆっくり浸かりましょう。
おすすめの入浴剤がエプソムソルト。マグネシウムによって温熱効果が高まり、からだの芯から温まることができます。しかも、発汗も促すのでデトックス効果も期待できます。
入浴後は冷たい飲み物は避け、温かいハーブティや常温のお水を飲んで水分補給。体温が少し下がったところで、布団に入ると寝つきがよくなるそうです。

寝るときに履くくつ下選びで睡眠の質が変わる

取材をした際に指摘されて納得したのが、寒さ対策で分厚いトレーナーやくつ下が実は睡眠を妨げているということでした。
パジャマの上に厚手のトレーナーを着ると寝返りがしづらいので眠りを妨げてしまうそう。しかも、足の冷えを防ぐために履いていたくつ下が厚すぎて汗をかいてしまい、それが不快で結果起きてしまうという事態に……。
以来、トレーナーの代わりに湯たんぽ、くつ下は吸湿性の高い薄手にしたら冷えを感じなくなりました。

寝室は湿度50~60%に保つと肌の乾燥を防げる

冬の寝室は気温・湿度ともに低下しています。とくに湿度が低下すると肌の乾燥を加速させ、シワ、たるみといったエイジングの原因につながります。
エアコンで室内の温度調整をしているならなおさら湿度が低下しますから、加湿器で湿度を50%~60%に保ちましょう。
以前、うっかり加湿器をつけないで寝たことがあり、翌朝、肌はパリパリ、口はカラカラに乾いていました。それに、適度な湿度があることで眠りやすくなります。

ぐっすり眠った翌朝は、肌の調子がいい。それは、睡眠によって肌のリズムが整い、ゆっくり休息しているから。
私は日々のスキンケアと同じくらい睡眠による肌効果は高いと思います。
世界一睡眠時間が少ない日本ではありますが、冬になってさらに眠れないなんてことにならないように、冬の睡眠環境を整えてください。
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美容ライター 夏目円

美容ライター

夏目 円

大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume
大学卒業後、出版社で編集者を務めたのちに独立。20年間以上の間で3000件以上の取材・執筆を行う。美容を専門分野とし、20代から60代と幅広い年齢層の執筆・企画を行うほか、化粧品のコンセプト立案、コピー制作など幅広く行う。ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、アロマ、フレグランス、ボディケア、ヘルスケアと幅広いジャンルに精通。2009年より『オールアバウト』にてスキンケアガイドを担当。現在は、2023年4月よりメルボルンに移住。@madoka_natsume

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