睡眠と子育て

夜の授乳が続いて体が辛い…そんなママにおすすめの快眠グッズ Vol.2

夜、添い寝で授乳しているママ、毎日お疲れ様です。授乳中のママは、自分の肩までお布団をかけることができず、この時期は寒さで肩が冷えますね。また、常に横向きで眠ることになり、眠っても疲れが取れにくいのではないでしょうか。授乳期であっても、疲れが癒され、ママが温かくラクに眠れる方法や快眠グッズをご紹介しましょう。

ベビーベッドではなかなか眠らない赤ちゃん

夜眠るとき、赤ちゃんとママはどのように眠っているでしょうか。
ベビーベッドで眠っている赤ちゃんや、ママと一緒のお布団で眠っている赤ちゃんがいるかもしれません。
どちらであっても、授乳間隔がまだ定まらないうちは、頻回授乳をしなければならず、ママにとっては眠れずクタクタに疲れてしまう大変な時期でしょう。

ベビーベッドをせっかく用意したけれど、なかなか眠らず泣き止まない赤ちゃんには、ママと一緒のお布団で眠る、添い寝をおすすめします。
赤ちゃんはまだ目がはっきり見えないので、嗅覚が敏感です。そのため、ママの匂いがすぐそばに感じられると、とても安心し、またミルクや母乳もすぐに飲ませられますね。

ただ、ママは赤ちゃんを胸元に寝かせるため、自分の胸や肩にお布団を掛けられないため、寒くなる季節は体が冷え、辛い思いをしていることでしょう。
また、ベビーベッドで寝かせていても泣くたびに起き上がるので、体が冷えますね。

産後は、体の回復のため、また、こむら返りやむくみを防ぐため体を冷やさないようにしたいものです。

夜の授乳が冷える!新生児の赤ちゃんのママに温かさを。

新生児の頃の授乳間隔については個人差はありますが、平均すると2時間から4時間間隔の赤ちゃんが多いのではないでしょうか。

新生児期は赤ちゃんの首や腰がしっかりと座っていないので、添い寝をしながら授乳するのがむずかしいと感じる場合は、起き上がって授乳しているママもいるでしょう。

寒い時期は、どうしても肩や胸元が冷えますが、体を冷やすことで血行が悪くなり、胸全体が固くなります。そうなると、赤ちゃんが吸い付きにくくなり、母乳の出が悪くなってしまうかもしれません。

フランネルガウン

そんなときは、体を冷やさないよう枕元にあたたかな羽織りものを用意しておきましょう。
さっと羽織れて柔らかな素材なら赤ちゃんの肌に触れても安心ですね。

フランネルベスト

また、袖口がないものであれば、そのまま着用して眠っても気にならないかもしれません。襟が立てられるベストタイプのガウンなら、首元もあたたかです。

寒い季節はあたたかな素材のパジャマや肩掛け、ケープなどの羽織りものをすぐ使えるよう、近くに用意しておきましょう。

添い寝しながら授乳!ずっと横向きが辛い…枕活用術

赤ちゃんとママが一緒にお布団に寝ながら、母乳をあげられると、赤ちゃんもママも起き上がることなくそのまま眠りにつけるので、とても楽ですね。

ママの胸が赤ちゃんの顔にかからないよう、窒息に十分気を付けながら授乳しましょう。

その際は、どうしてもママは赤ちゃんの方へ体を向けて横向きのまま眠らなくてはなりません。この体勢になるには、枕の下や自分の頭の下に腕を入れて頭を支えながら、横向きをキープしなければならず、毎晩のことなのでとても疲れてしまいますし、毎日慢性的な疲れが残ってしまいます。

そんな時は、横向きに特化した枕を使ったり、Uの字型の抱き枕を使ってみましょう。

シエスタピロー

今、横向きに眠りたい人のための快適な形状の枕は、豊富に販売されるようになりました。
枕の両サイドが少し浮いていて、腕を入れやすくした形状の枕や、上記のように横向き寝で痛くなりやすい耳を「耳用くぼみ(イヤーポケット)」で防ぎ、形状を人の肩幅や顔の丸みに合わせて設計している特別な枕もあります。

横向きは特に首や肩への負担がかかります。抱っこ紐やおんぶ、授乳で肩が凝りやすくなっているママには、横向きで添い寝する際にこのような横向き専用枕を使うことで、大変楽に眠れるでしょう。

抱きまくら U字型

また、横向きの姿勢は肩や首、腕のほかにも、腰への負担も大きくなります。
そんなときは、U字型の抱き枕を使ってみましょう。

授乳をするときは少しずらし、赤ちゃんが眠ったら背面にある枕の部分にを預けたまま横向きに眠れるので、体の負担が軽くなります。
腕を枕に乗せられるのも楽ですね。写真のU字型抱き枕は、片方の長さが短くなっているので多様な使い方ができます。

抱きまくら U字型

寝返りを打てば、足を乗せられるので、体を預け体重を分散させられるので、ちょっと休憩したいときや、ベッド以外にリビングでのお昼寝にも使えるのではないでしょうか。

横向きで一晩中自分の体勢を維持するのは、とても疲れることです。
ぜひ、抱き枕も活用し赤ちゃんと一緒にゆっくり休めるように工夫してみましょう。

また、U字型の枕は、妊娠中からも大活躍。おなかが大きくなると眠る体勢に苦労したり、足がだるくなったりと様々な悩みが出てきます。U字型の抱き枕があれば、前後で体を支えてくれるので、とても楽に眠れることでしょう。

妊娠中から備えておきたい快眠アイテムなのです。

ママもゆっくり温かく休める夜に!快眠アイテムを取り入れよう

赤ちゃんの子育ては毎日忙しく、ママは休んだり横になる暇はありません。まだまだ夜の授乳も続きます。そんな中、少しの時間でも体をしっかりと預け、休めるように快眠アイテムを用意してみませんか。
子育て中は忙しすぎて、ママ自身のケアや自分が楽になれるアイテムにはなかなか手が出せないかもしれません。また、疲れていることに気づかず毎日が目まぐるしく過ぎていくかもしれません。

けれど、少しでも良質な睡眠をとることで、日中の体力や心持ちも違ってきます。笑顔で子育てができるよう、快眠アイテムを使ってみませんか。

筆者プロフィール

炭本 まみ

北海道生まれ北海道育ち。保育士として10年勤務し、今は高校生と中学生を育てるママ。保育士資格・幼稚園教諭免許・発達障害コミュニケーション指導者資格を保有。アウトドア記事や旅行記事、保育士や保護者向けのコラムを執筆中。未だに子育てに行き詰ることはあるものの、子育て記事を執筆しながら、自分自身の子育ても振り返る日々。趣味はキャンプと旅行とカメラ。
北海道生まれ北海道育ち。保育士として10年勤務し、今は高校生と中学生を育てるママ。保育士資格・幼稚園教諭免許・発達障害コミュニケーション指導者資格を保有。アウトドア記事や旅行記事、保育士や保護者向けのコラムを執筆中。未だに子育てに行き詰ることはあるものの、子育て記事を執筆しながら、自分自身の子育ても振り返る日々。趣味はキャンプと旅行とカメラ。

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