美容と睡眠
寝ている間に潤いに満たされる。美容ライターが実践する季節の変わり目スキンケア【睡眠と美容を磨く旬レシピ】
みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、推認と美容、健康にまつわる役立つ情報をお届けします。
季節の変わり目は肌の調子ががくんと下がって、ほうれい線や毛穴、シワなどが気になることがありませんか? とくに夏から秋にかけての肌は、紫外線ダメージの蓄積によってかなりダメージが進行しています。
そこで、本格的な秋を迎える前の今の時期におすすめのナイトスキンケアをご紹介します。
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くすみ、しわ、たるみ……。ひと夏を超えた肌は老けやすい
鏡を見て自分の肌を触ってみてください。目のまわりや口元がかさついていたり、頰がざらっとしていませんか? シワやくすみ、たるみなどが気になるようなら春から夏にかけての紫外線ダメージによる蓄積によって、知らず知らのうちにエイジングがすすんでいます。
日焼け止めを塗っていたとしても汗はかきますし、ハンカチで肌をこするなど物理的な刺激によって、とれてしまいます。
今年、海や山などレジャーに出かけた方は、強い紫外線を長時間浴びていますから、蓄積されている可能性は大! “ひと夏を超えた肌は老ける”と言いますが、お手入れをしているつもりでもやはりダメージは避けられないものなのかも知れません。
肌ダメージセルフチェック
- 朝起きると肌がかさついている
- 目元や口元、頰がとくに乾燥している
- 肌を触るとざらざらしている
- ファンデーションのノリが悪い
- ほうれい線やシワが目立つ
- 肌がくすんでいる
- 唇が乾いている
※上記のうち、3つ以上YESの場合は肌ダメージがすすんでいる可能性大!
パジャマに着替える前に、ぱぱっと化粧水を雑になじませる
季節の変わり目のお手入れで心がけたいのが、夜のスキンケアです。
成長ホルモンが分泌される夜は、肌の細胞も活発になるので潤いを角層のすみずみまで満タンにして、美容成分をめぐらせることが肝心。
今日からできる簡単な方法をご紹介します。
お風呂上がりすぐのスキンケア
1.お風呂からあがったらすぐに化粧水をなじませる
お風呂上がりの肌は水分蒸散がすすむので、パジャマを着る前にまずは化粧水を顔全体に塗布。ここは適当で構いませんので、とにかく肌に水分補給。
2.化粧水を3度重ねて&ハンドプレス“追い化粧水”
ここからが本格的なスキンケア。角層に水分を閉じ込めるには化粧水を何度も重ねます。両手の平でハンドプレスをすることで、より一層浸透が増し潤い満タンのもっちりとした肌になります。
この後は、乳液、美容液、クリームなど普段通りのスキンケアをしてください。
寝室にクリームを持ち込んで、もう一度重ねづけ
いよいよベッドに入る時間になりました。寝る前にもうひとつだけスキンケアを加えます。このステップを加えるだけで、翌朝まで肌が乾きにくく、寝ている間じゅう、潤い満タンの肌になれます。
ベッドでのスキンケア
1.寝室に普段使っている保湿クリームをひとつ持っていく。
新しく購入する必要はありません。スキンケアの最後に使うクリームをひとつベッドに持ち込むだけ。
夜使うものですから、できれば、睡眠を誘うようなラベンダーやローズなどやさしいアロマのクリームがおすすめです。
2.肌が乾燥しやすい部分だけにクリームを重ねる。
顔全体に塗る必要はありません。乾きやすいところ、例えば目元や頰など部分的にクリームを重ねましょう。こうすることで、“潤いのバリア”をつくり、翌朝の肌もしっとりとしています。
夜のスキンケアからベッドに入るまで個人差はありますが、1時間程度と考えてもクリームを足すことで、睡眠中の潤いをチャージすることができますから。
先まわりのケアで、トラブルを未然に防いで
今回おすすめしたスキンケアを2週間続けてみてください。肌が日に日に柔らかくなってきますし、リズムが整い、さらに角層に潤いが蓄積されることで、乾燥によるくすみが和らぎ、肌が明るく、透明感がでてくるはずです。
保湿がきちんとされている肌はベースメイクのノリもいいので、日中もトラブルのないきれいな肌で過ごせます。
トラブルに見舞われやすい9月は、先まわりのケアで季節の変わり目を上手に乗り切りましょう!
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