みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、睡眠と美容、健康にまつわる役立つ情報をお届けします。
4月よりオーストラリアのメルボルンに移住しており、5カ月が経過しました。ローカルの友人も少しずつできて、現地での美容情報をキャッチアップしています。
今回は、新しいオージーの友人との睡眠にまつわる美容話をお伝えします。

朝6時30分からはじまる、メルボルンのカフェ

カフェ文化が盛んなメルボルン。おすすめはアーモンドミルクのラテ。少しぬるめにオーダーしています。

移住してまず驚いたことがあります。それは、メルボルンの人々はとても早起きなこと。
例えば、カフェの営業時間は朝の6時30分がほとんどで、犬の散歩をしている人を多くみかけます。通勤や通学で街の中心地であるシティに向かうトラムも7時台は混んでいますし、自宅の前を走る幹線道路も渋滞がはじまっています。
聞くところによると8時台から出社している人も多いそう。

朝が早いということは、いろいろ終わるのも早いんです。
カフェは15時には終了しますし、近所のスーパーも20時で閉店、24時間営業はほとんどありません。トラムの帰宅ラッシュも17時台から始まります。
現地の高校に通う娘も日本のように部活動がないので、夕方には帰ってきます。

子どもの睡眠時間は10時間、大人は8時間

街の中心地“シティ”での朝の風景。トラムで通勤している人が多いです。

先日、新しくローカルの友人ができました。彼女は40代前半で、ご主人とお子さん二人がいて、メルボルンで化粧品会社のマーケティングをしている方。共通の友人を介してと知りあうことができました。
先日、近所のレストランでランチをしまして、メルボルンのライフスタイルや美容情報をあれこれ聞きました。

日本と同じものさしではかるのはどうかと思いますが、それにしてもメルボルンの時間軸は早いので、どんな風に１日を過ごしているのか聞いてみると驚愕の事実があれこれでてきました。
例えば、“子ども（５歳と３歳）は20時にはベッドに入る”、“家には18時には帰り、家族全員で夕食をとる”、“仕事の残業はありえない”などなど……。
さらに、睡眠時間を聞いてみると、“子どもは10時間、私たち夫婦も８時間ぐらいは寝ている”とのこと。
日本では考えられない睡眠時間です！

朝、活動的に過ごすことで寝つきが良くなる

近所にある無料で使える運動マシーン。ウォーキングの途中でひと通り使い、筋力アップを目指しています。

彼女の話によると、メルボルンで暮らす人たちは、朝の時間をとても大切にしているそうです。
１日のはじまりを有効にするために、早起きをして仕事に行く前に犬の散歩をしたり、ウォーキングやジョギング、ジムに通って汗を流したり。
私も朝、ウォーキングを日課にしていますが、幅広い年代の方が楽しんでいます。

朝、活動的に過ごすことで日中のパフォーマンスが上がり仕事もはかどります。そして、朝が早い分、眠くなるのも早いので22時にはベッドに入り、少し本を読んで眠りにつきます。
移住当初は寝つきが悪かったのですが、今では夜中目が覚めることもほとんどなくなりました。日本にいる時よりも睡眠時間が長くなったせいか、肌の調子もよく肌荒れも起きなくなりました。
やはり睡眠と美容は深くつながっていると実感しています。

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