みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに睡眠と美容、健康にまつわる情報をお届けしています。
年末年始食べ過ぎてしまったせいか、体重が増えてしまった方も少なくないはず。私もそのひとりで、ダイエットをはじめています。そうしたら思わぬ相乗効果がありました！

炭水化物を多く摂りすぎた結果、体重増加

メルボルンに移住して9カ月が経ちました。生活環境も一変しましたが、なかでも食事の内容がだいぶ変わりました。
豆腐や味噌、納豆など日本でおなじみのからだにいい発酵食品は一般のスーパーには売っておらず、買うならアジアの食材を専門に扱うスーパーしかありません。
しかも、日本の倍以上の金額を出さなければならないので（豆腐が1丁600円前後します！）、なかなか手が出せません。なので、パンやパスタの炭水化物が多くなり、日本食は少なくなりました。
こんな食生活を続けていた結果、体重が増加…‥‥。これはマズいということで、食事を見直すことにしました。

メルボルンではホットサンドが流行っています。定番のハム＆チーズは外側がカリカリしてとてもおいしいですが、かなりのハイカロリー。

こってりボリューム満点の夕食を20時にスタート！

まずは太った原因を洗い出すことから始めました。
朝食は、バナナ・アーモンドミルク・カカオパウダー・アサイーパウダーを入れたスムージーなので、これは問題ありません。
昼食は、冷蔵庫にあるもので作ったサラダとバケット、そして、ベーコンとマッシュルームをバターで炒めたものをバケットにのせてサンドイッチ風にすることが多いです。朝食が軽い分、バケットは2枚、お腹が空いている時は３枚食べることも。
ここからがよくないのですが、夕食の前にチョコレート、ポテトチップスなどの間食を必ず食べてしまいます。
夕食は、パスタやパン、牛や鶏などをソテーした料理。もしくは冷凍のピザ（コレがホントにおいしい！）をオーブンで焼いたりと、かなりのハイカロリー。しかも、夕食が20時すぎという遅い時間もダメですね。

ある日の昼食。バケットの上にサラダとソテーしたマッシュルーム＆ベーコンをのせてサンドイッチしていただきます。

夕食を見直し。炭水化物の量を1／3に減らす

日々の食生活を書きだし、間食と夕食を見直すことにしました。
間食はゼロにするのは難しいので、素焼きのアーモンド、もしくはドライフルーツをおやつに。
最初の数日はチョコレートが恋しくなりましたが、ココはぐっとガマンです。
夕食は炭水化物の量を1／3に抑えて、その分、昼食に食べていた野菜を増やしました。さらに、ブロッコリーやアスパラガスなどを茹でて温野菜に。
お肉もなるべく鶏肉にしてオリーブオイルで焼いて、さっぱりレモンで味付けするなどカロリーダウンを意識。夕食も18時台には食べられるように調整しました。

近所のスーパーで見つけたマンゴーのドライフルーツ。食べ過ぎないように２つまでと決めています。

夜中に目を覚ますことなく、ぐっすり！

年齢もあるので、すぐに結果がでるものではありませんが、少しずつ元の体重に戻っています。
そして夕食を見直したら思わぬ相乗効果が生まれました！ それが睡眠の質が向上したこと。明らかにぐっすり眠れるようになったのです。
以前は、夜中に目が覚めてしまうことが多かったのですが、ここ最近は目覚ましが鳴るまでぐっすり。深い眠りがとれているせいか、日中も眠くなりませんし、集中力が増しているように思います。
以前、ドクターに取材したとき、“食事と睡眠は深く関係している”ということを聞いたことがあるので、まさしくそれを体感しています。
夕食の内容に加えて、食事の時間を早くしたことでベッドに入るまで4時間以上空いているのもいいはず。よく眠れているせいか体調もいいので、この食生活を習慣化しようと思います。

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