みなさん、こんにちは。美容ライターの夏目 円です。長年の取材経験をもとに、睡眠と美容、健康にまつわる役立つ美容情報をお届けします。
酷暑が続いたせいか、今年は例年にないほど残暑が続き、ようやく最近になって秋を感じるようになりました。夜の時間が長くなる秋は、ぐっすり深く眠れるように心とからだをほぐしましょう。

デジタルデトックスで情報をシャットダウン

まず寝室にスマートフォンを置くのを止めましょう。
以前、取材した際にドクターから聞いた話なのですが、スマホの画面から放出されるブルーライトが睡眠の質に影響を及ぼしているそうです。SNSや興味のあるサイトをチェックすることでどんどん頭が冴えてしまって、睡眠前だと言うのに情報過多に陥ります。
できれば、睡眠2時間前には視界に入らない、遠くのほうへ置いてください。
最初のうちは気になってしまうと思いますが、3日もすればどだんだんと慣れてきますのでどうかご安心ください。

3行日記で自分と向き合う時間をつくる

1日の終わりに、自分と向きあう時間を作ることで心がやすらぎ、満足感、安心感が生まれます。
日記を書くことで、気持ちの整理ができるものです。だらだらと書くとまとまらなくなりますから、3行と決めましょう。
おすすめは、“自分を褒めてあげること”。その日にがんばったこと、学んだことなど、気持ちが前向きになるような言葉を自分にかけてあげることで、自己肯定感が上がり、気持ちよくベッドに入ることができます。
日記は他人に読まれることはありませんから、自分をとことん褒めてください。きっといい夢が見られますよ。

あたたかいハーブティでからだを温める

リラックス作用、安眠を誘うハーブティをゆっくり飲んでからベッドに入りましょう。
カモミール、レモンバーム、リンデンなどがとくにおすすめで、爽やかな香りも相まって穏やかな気持ちになれます。からだがぽかぽかと温かくなりますから、冷え症改善にも効果があります。
私は、ハーブティを飲みながら日記を書く時間に小さな幸せを感じています。静かな音楽をかけながら、至福の時間を過ごしてください。

香りと感触にこだわったスキンケアで、満足度を高める

夜のスキンケアを肌と心にアプローチするには、香りと感触にこだわって。ローズやラベンダー、ゼラニウムなど香りは日中の緊張から解放され、一気にリラックスモードへ。肌すべりのいいオイルやクリームをなじませるたびに思わず笑顔がこぼれます。
ゆっくり深呼吸することで気持ちが安らぎ、満ち足りた気分に。質のいい睡眠をとることで、翌朝すっきりとした明るい肌に出会えますから。

1分の夜ヨガで全身のからだをゆるめる

アメリカのヨガライセンスを取得した友人に教えてもらった夜ヨガが“シャバ―サナ”です。これは、仰向けになって体じゅうの力を抜くというポーズ。
一見簡単そうに見えますが、精神の力も完全に抜くというのがポイント。なるべく無の状態にして、意識を呼吸に向けましょう。良質な睡眠に欠かすことができない副交感神経が優位になり、自律神経を整えます。
部屋を暗くしたり、アロマオイルなどを焚くなどして寝室の空間づくりをするとより効果的です。

ぐっすり眠った翌朝は、目覚めもいいですし疲れも感じないはずです。肌のくすみも和らいで、ファンデーションのノリも良くなります。良質な睡眠をとることはいいことだらけですから、ぜひ今晩から試してみてくださいね！

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